わかる・できるようになる喜びと
自信をもてるように
現在、家庭での学習習慣をつくれずにいる生徒さんやわからないことがあったり成績に不安があったりする生徒さんやそのご家庭のお役に立つ教育をしたいと思い、教室運営をしています。
現在学習塾を運営している私ですが、中学生の時にやる気を失い、全く勉強しなくなり、成績は学年順位で後ろから5番目という時期がありました。中学1年生の11月に公立中学校から私立中高一貫校に転入したときのことです。転向した学校は進学校だったので、公立の中学校よりも授業が先に進んでいました。初めはなんとかみんなに追いつこうとしたのですが、途中で自分には無理だと思い、諦めてしまいました。その時に使った自分への言い訳は、「この学校に行こうって言ったのは自分ではなく親だ。親が勝手にこの学校に行けばいい大学に行けるからと言って無理やり転向させたんだ。自分の意思じゃないんだから、勉強はできなくてもいいや」というものでした。今思えば、そこには親への反抗心があったのかもしれません。それから高校2年生の夏までは全く勉強しませんでした。
しかし、高校2年生の夏のある朝、早く起きたことがありました。その時、母親が自分の弁当を作っている姿を見た時に、ふと「自分はこの人に支えられて今まで生きてきたんだ」という思いが胸の中で湧き起こりました。そして、「今の自分は何をやっているだ」と、親の思いを無駄にし続けてきた数年間の自分を恥ずかしく思いました。「両親には共働きをしてもらって苦労をかけてきた。その苦労を無駄にしている自分は何なんだ」と自分の愚かさに腹が立ちました。その日から猛勉強を始めました。特に英語の勉強は頑張り、高校3年生の時には、同級生で東大に合格した友人より東大英語の過去問演習で点数が上になったこともありました。中学生から高校2年生までの間、全くと言っていいほど勉強をしていなかった自分でも、やる気を出して取り組めば、1年間でわかっていなかったことを理解して成績を上げられるんだという自信がつきました。
大学卒業後、中高一貫校で教員を6年間勤めた後、学習塾に2年間勤務し、その後、伊藤塾を開校しました。かつての私が、わからない・できないという状態から勉強を始めて、その後、わかる・できる部分を増やしていき、自信をつけて、自分の成長を楽しむことができたように、そうした自信や自己成長を実感できる場所にしたいと思い、現在、教室の運営をしています。
勉強や進路に関するお悩みなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。いつでも皆さんを応援する気持ちでお待ちしております!