「勉強は辛いからしたくない」というのは状況を正しく認識できていない
2023.05.18
「辛くて退屈だから」という理由で勉強したくないというのは,実はおかしいのかもしれません。
「勉強は辛くて退屈なもの,遊びは楽チンで楽しいもの」という捉え方は少し違うようです。
例えば,私は昔よく釣りをしていました。釣りが趣味でした。
休日は朝早く起きて餌を買って海に行っていました。
朝早く起きること,海に行ったら何時間でも粘ること,冬の寒さに耐えたり夏の暑さに耐えたりすること,
車の中,手,服が餌で汚れて臭くなることなどこれらはもしかしたら人から見ると辛いことのように思えるかもしれません。
ですが,楽しくてやっている人にとっては別に苦とは感じず,むしろ進んで苦を引き受ける気持ちさえもあったようでした。
釣りに限らず,ゲーム,部活,スポーツ,習い事,楽器などどんなことでもそうですが,
それをやっている時には,当人が辛いと感じていないだけ,気づいていないだけで,人から見ると辛そうと思える辛さがあるはずです。
つまり,好きだと思っていることにも辛さはあるし,したくないと思っていることにも辛さはあるということです。
どちらにしても辛さはありますが,その対象が好きになったり楽しくなったりすると,
その辛さを忘れてしまうようです。
そのため,「勉強は辛いからしたくない」というのは正しくありません。
「好きなことと同じように辛さを引き受けてでも取り組みたい動機を勉強に対して持てず悶々としている」ことが辛いというのが
多くの人に当てはまることなのではないでしょうか。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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「気高い夢を見ることだ。あなたは、あなたが夢見た者になるだろう。あなたの理想は、あなたがやがて何になるかの予言である」(ジェームズ・アレン)
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