具体的な数字からではなく最後の感情から考えて目標を設定する
2023.05.17
目標を立てるというと,
「次のテストでは10番以内に入る」などの具体的な数字を思い浮かべる人が多いと思います。
今回は,数字ではなく,「最後の感情」を決めて目標を立てるということを説明します。
具体的な番数や点数が思い浮かぶ場合はそれで結構です。
それに加えて,その番数や点数を取って目標が達成した時のことをありありと想像してみましょう。
周りには誰がいて,どこで,何を,どんなふうにしているでしょうか。
例えば,番数やテストが返却されてそれを自分の席に戻って座って見ている場面を思い浮かべる人もいるかもしれないですし,
自分の部屋で一人で静かに結果を見ている場面を思い浮かべる人もいるかもしれません。
そうした具体的な場面を思い浮かべたら,その時にどんな感情(気持ち)になっていたいかを想像します。
「やり切った!」という達成感を味わっていたいかもしれないですし,
「よかった,ほっとした」という安心感を味わっていたいかもしれません。
自分だったらどんな気持ちを味わっていたいでしょうか。
そんなふうに想像すると,自分が味わいたい最後の感情がわかってきます。
このようにしてまずは最後の感情を明らかにすることから始めます。
それを考えてから具体的な点数や番数などを考えていきます。
そして,日々,目標に向かって取り組む中で,プチ達成感やプチ安心感を毎日感じながら進めていくと,
よりモチベーションを保ちながら進んでいけるでしょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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**********今日の名言**********
「遅くとも、何もやらないよりは、やるのがよろしい」(リヴィウス)
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