「構文」や「長文」の時期に入ったら一度「語彙」と「文法」の時間を減らしてもいい〜慣れ親しんだ場所から離れる勇気〜
2020.03.24
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■この投稿の3行まとめ
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✥1日の中で例えば毎日6時間勉強するとする。内訳は数学3時間,英語2時間,物理or化学1時間と仮定してみよう。
✥英語の2時間の中で,初期はそのほとんどを語彙や文法の知識を増やすことに費やしたことだろう。
✥その後,構文や長文の段階に入ったならその2時間のほとんどをそれらに費やそう。最初は「語彙や文法を忘れるかもしれない」という恐怖心があるかもしれないが,大丈夫。慣れ親しんだ場所を離れて新しいステージに飛び出してみる勇気を。
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毎日英語に割くことが出来る時間が2時間だと仮定してみます。
英語の勉強を始めたばかりのころは,
その時間ほとんどを英単語を覚えることと文法の知識を増やすことに
費やしてきただろうと思います。
ですが,やがて参考書を2,3周し終えて,
その9割ほどを覚えられたという状態になったなら,
次のステージに進んでみましょう。
「構文」や「長文」のステージです。
今までとは違う内容に取り組むことが出来る,
しかしもこれまで覚えてきたことを生かして問題を解いていくことが出来るということで,
ワクワクする気持ちがある反面,
構文や長文にかける時間を増やすため単語や文法に割く時間が減ることへの不安があるかもしれません。
「単語や文法をしなくなったら忘れてしまうのが怖い」という不安です。
ですが,大丈夫です。
構文や長文の問題の中で登場する頻度が少ない英単語や文法は,確かに忘れてしまうことがあるかもしれません。
ですが,それ以上に,
「構文」を把握する力と「長文」を読解する力が新たに自分に加わる
という嬉しさがあります。
また,「構文」や「長文」の学習も一通り終えて,
再び「単語」や「文法」の問題集の復習をしてみると,
「構文」や「長文」のステージで身に付けた知識が絡み合って,
最初よりもより深く単語の意味や文法を理解できるということが起きます。
ですので,
「慣れ親しんだ場所を離れる」勇気を持って,
次のステージに進んでもらえればと思います。
きっとうまくいくだろうと思います。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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