初見の入試問題に対応できる力を養うには?
2021.08.30
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■この投稿の3行まとめ
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✥初見の問題に対応できる力を養うためにはどうしたらいいのか?
✥普段の問題集を解く中で,「どうして間違えたんだろうか?」という視点からやり直しをする。
✥間違えた理由を見つけて,同じ間違えをしないには,「どんな解き方をしたらいいのか?」を探す。
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「間違えた問題をどのようにやり直ししたらいいのか」
を考えることが,
「初見の入試問題でも解けるようになるにはどうしたらいいのか?」とつながってきます。
ポイントは2つあり,
「どうして間違えをしたのか?」という理由を探すことと,
「どんな視点を持っていたら初見でも解くことができたのか?」という問題の解き方を把握できていることです。
例えば,中学3年生で習う二次方程式の問題であれば,
「二次方程式を解こうと思ったら,因数分解か解の公式かの2通りしかない」という解き方を把握しているということです。
二次方程式の問題は,どんな問題でも解の公式を使って解くことができますが,
解の公式を使うとルートの中身の計算が複雑になって計算ミスをしてしまうことがあります。
そのため,どんな問題でも解の公式を使うのではなく,
まずは因数分解から検討して,それでダメだったら解の公式を使うという方針で取り組むのがいいです。
数学でも理科でも,
単に公式を知っているだけではなく,
「このような方針で解く」
という解き方を理解できているか,そこまで勉強するとよいです。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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