「過去問」の使い方ついて
2020.03.16
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■この投稿の3行まとめ
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✥過去問の扱い方は,2通りある。1つは受験勉強の初期から志望校の過去問を扱い,その傾向を実感として掴むために利用する方法。
✥もう1つは受験の初期・中期では過去問にはほとんど触れないで基礎・基本を固めるために参考書を進め,最後に過去問で仕上げていく方法。
✥勉強の仕方は決まったものがあるようでないと感じる。だから人それぞれ合う方を試してみるといい。
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過去問の使い方は,これまで書籍を読んだり人から聞いたりしたことをまとめてみると,
大きく2つに分けることができそうです。
1つは,受験勉強の初期から過去問を利用するタイプです。
この場合は過去問の数年分を,「力試し」というよりもむしろ「研究」するような見方で
扱い,どのような問題が出題されるのか,どのレベルまでできている必要があるのかなどを
確かめるものとして利用します。
もう1つは,序盤ではあまり過去問には触れないで,
終盤の方で過去問を利用するタイプです。
こちらでは,序盤・中盤では参考書や教科書などを使って基礎・基本を固めて,
過去問を自分の力で解くことができるように力を養います。
そして,最後の方で実戦形式として過去問を利用するという流れになります。
勉強の仕方は,
最終的には10人いれば10通りあると感じます。
ですので,過去問の使い方も,
こうした2つの利用法を参考にしつつ,
そのどちらかを使ってもいいですし,
また違う使い方を自分なりに工夫してもいいと思います。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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