過去問は「テスト用」ではなくて「勉強用」〜過去問の使い方〜
2019.04.02
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■この投稿を5秒で理解
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✥過去問は,「自分の実力を最後に測るもの」としてではなくて,「勉強する教材」として研究・分析するつもりでやりこむのが良い。
✥大学二次試験であれば,解く時期は春・夏の早い時期から。
✥解く分量は,なるべく多く。理想としては20年分。
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今回は過去問の使い方についてお伝えしたいと思います。
過去問はいつから解き始めるのがいいのか?
過去問を解き始める時期は,人によって様々な意見があります。
大きく分けて,次の2通りがあります。
①【後から解く派】基本や入試対策を参考書などで学び終わった後で過去問を解く
②【先に解く派】過去問を先に解いて「どのような問題が出題されるか」などの傾向を把握してから参考書なで勉強していく
どちらの考え方にも,納得できるものがあります。
私個人は【先に解く派】です。
センター試験でも二次試験の問題でも,
「なぜそのような答えになるのか?」
「この問題の題意は何なのか?」(何を理解していることを受験生に問いたかったのか?)
などを研究するつもりで取り組みます。
時々,
「過去問は自分の実力を測るためのものとして解かないで取っておく」
という人を見かけます。
確かに,そういう気持ちもわかりますが,
過去問から学べることがあるのに,
その機会を失うというのは,個人的にはもったいないと考えています。
何年分くらい解くのか?
大学入試の話で言えば,
センターでも二次試験でも,過去問を数多く解きたいと考えています。
可能であれば20年分ずつは解くというのが理想です。
もしくは,
10年分を2周するということでも良いと思います。
参考書の時と同じく,
過去問も3周する計画で勉強を進めるのが良いです。
※参照
【コラム】「勉強の仕方がわかりません」という質問への回答①〜1冊を3周する〜
以上をまとめると,
過去問は,自分の実力を測るためのものとしてではなく,
勉強する教材として,研究する・分析するくらいのつもりでやりこむ方がいいと思います。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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