成績が上がらない勉強法〜成果を出したいならこれを真似してはダメ〜
2019.03.04
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■この投稿を5秒で理解
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✥成績が上がらない勉強法その1は,ただ単にノートの空白を埋めるだけでまるで「やっつけ作業」のようにしている勉強。
✥その2は,「理解する」ということから逃げている勉強法。
✥「理解する」ことで,次に出会う初見の問題に対応する力が養われる。
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「成績を上げたい」と思ったら,
取るべき行動は「勉強する」ことです。
当たり前のことですが,
中には「勉強をしているけれど成績が上がらない」という方もいます。
そういう場合は,次の2つのような勉強をしてしまっていないかを確かめてみましょう。
成績が上がらない勉強法その1・書いているだけ(=手の運動)
例えば,宅習ノートを考えてみましょう。
意味がある宅習ノートの使い方をしている人もいれば,
あまり意味がない宅習ノートの使い方をしている人もいます。
意味がない場合というのは,
・授業でとったノートをカラフルに色分けしながら宅習ノートに写すだけ
・音楽を聞きながら教科書や参考書の重要箇所を宅習ノートに写すだけ
などのように,
ただ単にノートの空白を埋めるためだけにしている勉強です。
「やっつけ作業」とでもいうような感じで取り組んでいる時の勉強です。
成績が上がらない勉強法その2・「理解する」ことを避ける(=機械的な丸暗記)
初めに言っておくと,
勉強をする中で丸暗記することは悪いことではありません。
以前,数学でも解法を暗記することは大切ということを述べました。
※参照
「基礎的な問題の『流れ』をしっかり覚えるほうがむしろ正解」〜数学の勉強法〜
この数学の場合で言えば,
丸暗記をする前にまずは「理解する」ということが先に大切です。
教科書でも参考書でも,どんな問題を解くときでもそうですが,
「この問題は三平方の定理を使って解くことを要求しているんだな」
「この二次関数の問題は,場合分けして答えを出せるかどうかを求めているんだな」
ということを読み取れることが大切です。
英語であれば,
「この和訳問題では関係代名詞のことを理解しているかを試しているんだな」
「こんな難しい英単語は単語帳になかったから,きっと前後の文脈から推測することを要求しているんだな」
といったようなことです。
こうしたことを理解することもせず,
ただ単に解放を暗記したり,和訳を覚えるということをしても,
次に出会う初見の問題に対応する力を養うことはできません。
「理解すること」から逃げた状態で勉強をしても,
それは本当の勉強をしているとは言えません。
今回は,成績を上げたいと思う時には真似をしないほうがいい勉強法をお伝えしました。
お読みになった方の参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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