暗記法の提案〜書かないで覚える〜
2019.01.23
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■この投稿を5秒で理解
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✥例えば,書いて覚えるとなると1回書くのに10分かかるとする。
✥それに対して,言って(音読して)覚える方法だと,同じ10分の中で3〜6回はアウトプットすることができる。
✥インプットではなくアウトプットする回数の多さに比例して記憶は定着するので,「書いても覚えられない」という人は「言って覚える」のを試してみるといい。
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社会の重要事項を覚えるとなると,
皆さんはどのようにして暗記をしているでしょうか?
つい最近,「社会が苦手です」という中学2年生の方が三者面談に来られ,
体験授業を始めることになりました。
その時に,私が提案した社会の勉強の仕方(暗記の仕方)は,
書かないで覚えるという方法です。
(参照記事1:暗記の仕方〜過去の投稿のまとめ〜)
(参照記事2:【コラム】「勉強の仕方がわかりません」という質問への回答②〜インプットよりもアウトプット〜)
(参照記事3:【コラム】「なかなか覚えられません」という方へ〜暗記の仕方〜)
詳しい方法が知りたい方は参照記事を見ていただければと思います。
書かないことで,
覚える時間が,書く時よりも短くなります。
そうすることで,
同じ時間でも書かないで言うようにして覚えた方が,
反復練習する回数が増えます。
例えば,書いて覚えるようにすると10分間で1回しかアウトプットできないとしたら,
言うようにして覚える場合は10分間で3〜6回ほどアウトプットすることができます。
インプットよりもアウトプットの回数の多さに比例して
記憶は定着するので,
「書いてもなかなか覚えられない」と言う人は,
書かないで言うようにして覚えるという方法を試してみるのをお勧めします。
体験授業で社会をしたこの中学2年生の生徒さんも,
授業後に感想を聞いてみると,
「どんどん覚えられて楽しかった」と言ってくれました。
うまくできたのでこちらとしても嬉しくなりました。
書店で多く売られている「勉強の仕方」に関する本の中でも
これと同じような方法が紹介されていたことがあり,
それを読んで,「やはりこの方法は効果があるんだ」と思いました。
興味がある方は試されてみてください。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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