「きこりが斧の刃を研ぐ」=「勉強法を工夫する」
2019.01.28
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■この投稿を5秒で理解
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✥きこりには「刃を研ぐ」時間が必要だった(きこりと旅人の話より)。
✥それは,勉強で言えば,ノートの取り方や勉強術について書籍を読んで探してみること。
✥そして,そもそも「勉強してどうなりたいのか?」「なんのために勉強しているのか?」を改めて考えてみることに該当する。
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以前の投稿で,きこりと旅人の話を紹介したことがあります。
(【今日の伊藤塾】きこりと旅人の話〜今日の頑張り・成果(勉強・学習)〜)
ある日,旅人が山の中を歩いていると,一人のきこりに出会いました。
そのきこりは一生懸命に斧で木を伐っています。
しかし,木を伐る作業はあまりはかどっていないように見えました。
きこりが使っている斧をよく見てみると,その斧の刃はボロボロでした。
そこで旅人が,「きこりさん,一旦木を伐るをやめて,斧の刃を研いだらどうですか?」と言いました。
するときこりは,「刃を研ぐ時間なんてないんだよ,木を伐るのが忙しくてさ」と言いました。
というお話でした。
刃がボロボロの状態で進めるよりも,
刃を研いで木を伐った方がより伐りやすくなります。
しかし,きこりにはそうした気持ちの余裕がないようです。
小学生・中学生・高校生の皆さんの普段の勉強についても,
自分が「きこり」にならないように気をつける必要がありそうです。
勉強に限らず,私を含めて大人が仕事をするときでも,仕事を効率的に進めていこうと
考えるなら,「研ぐ」時間が必要です。
勉強の中で,「研ぐ」ことは何かと言えば,
「今日1日はどんな勉強をしようか」と朝に考えたり,
ノートの取り方を工夫してみたり,
(【コラム】「勉強の仕方がわかりません」という質問への回答④〜ノートの取り方〜)
「勉強してどうなりたいのか?」「なんのために勉強するのか?」と目的を考えてみたり,
勉強の方法についての参考書を本屋さんで買ったり学校の先生に尋ねてみたり
するといったことなどです。
時には「研ぐ」時間を作ってみることも試してみる価値はあります。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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