「理由も分らずに押し付けられたものを大人しく受取って、理由も分らずに生きて行くのが、我々生きもののさだめだ」(中島 敦)
2021.04.30
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■この投稿の3行まとめ
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✥「理由も分らずに押し付けられたものを大人しく受取って、理由も分らずに生きて行くのが、我々生きもののさだめだ」(中島 敦)
✥「理由も分からずに生きて行く」のが「さだめ」だとしたら,生きることの一部である勉強するということにも理由はいらないのかもしれない。
✥目的や目標がある人はそれが勉強するモチベーションになるだろう。まだない人は,自分の成長を楽しむという気持ちになればいい。
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「なんで社会に出てから使わない教科とか勉強するんですか?」
という質問に対してはいくつかの答えがあるでしょう。
「社会に出てから使わなくても,その教科の考え方・ものの見方が役に立つ」
「そもそも勉強・学問というのは役に立つ・立たないということを基準に始まったものではない」
「『将来役に立たない』と判断できるのは神だけで人間にはできない。役に立つ可能性はある」
などです。
上に挙げた3通りの答えを読んで,それぞれ思うことがあろうだろうと思います。
そうは言っても,受験をする人にとっては,勉強はしなくてはなりません。
目的やそれを達成するための目標がすでにある人は,
すでに勉強に対するモチベーションをある程度維持できているだろうと思います。
まだそうした目的や目標がない人は,モチベーションの維持に困っているかもしれません。
そうした場合は,自分の成長を楽しむという気持ちを持つことが大切です。
「1週間前と比べると今週はこれだけ英単語を覚えらた」
「昨日は解き方が分からなくて手も足も出なかった。今日もまだ全てを解けたわけではないけれど,昨日読んだ解答を思い出して方針を立てることはできた」
など,探してみたりあえて作ってみたりするのがいいです。
そうした自分の自己成長を楽しむと,
モチベーションを維持しやくなります。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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