自分のためでも，他人のためでも
2019.02.08
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■この投稿を５秒で理解
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✥勉強する目的は，自分のためでもいいし，他人のためでもいい。
✥目的があることで，やる気が持続する。
✥「自分のため」と思うことでやる気が高まる人もいれば，「他人のため」と思うことでやる気がより高まる人もいる。
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「目的を持つことが大切」ということを以前に書きました。
※参照
自分一人で石を持ち上げる気がなかったら、二人でも持ち上がらない（ゲーテ）
勉強をするときでも，
目的がないよりも
ある方がやる気が高いです。
そして，
目的は，
自分のためでもいいし，
他人のためでもいいです。
私の場合，
高校生の時に大学受験に向けて勉強したのは，
自分のため，将来教師になる夢を叶えるためでした。
その後，
教師になって教科書や大学入試の過去問などの教材研究をしたり，
予備校の教員向けセミナーに参加したりしたのは，
他人のため，生徒からどんな質問を受けてもわかりやすく教えたいと思ったからでした。
自分が取り組む物事によって，
自分のためということもあれば，
他人のためということもあると思います。
どちらもありえます。
「自分のためと思うより他人のためと思った方が頑張れる」ということもあれば，
「他人のことより自分のためと思った方が頑張れる」ということもあります。
皆さんの勉強は，特に受験勉強をしていると，
「自分のため」という意識が強くなるかもしれません。
でも，もしかすると，皆さんの受験勉強は，「他人のため」になっていると想像することもできます。
例えば，将来教師になりたいと思っている人だったら，
今勉強していることを将来人に教えることになり，
自分の「わからない」という体験が役に立つかもしれません。
将来建築士になろうと思って今受験勉強をしている人なら，
将来自分の設計した家に住んでくれた人が喜んでくれるとしたら，
今の勉強は将来人を喜ばすことにつながっていると言えます。
目的は自分のためでも他人のためでも，
または両方あるということもあると思います。
今回の文章が，お読みになった方の目的を考える一つのきっかけになれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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このコラムについて
伊藤塾では、「教育は、単に知識を教えることではない。自己成長しようというモチベーションを与える環境づくりだ」という信念のもと、日々、教育活動を行っています。
教室の授業風景、どうやったらやる気は出てくるのか、どんな勉強法がいいのかなどについて発信しています。
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