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3.小さな成功体験

【コラム】長い目で見ると,自分の成長を感じられる〜点ではなくて線で見る〜

2017.11.23

要点

・誰にでも「調子が悪いとき」はある。「そんなときにしてみるといいことは何?」が今回のテーマ。

・そんなときは,大きな視点で振り返ってみるといい。

・「今日の自分は1ヶ月,3ヶ月,半年,1年前と比べてみてどうか? 成長したところはないか?」と振り返ってみると,自分の成長を感じられ,また前に向かって進む元気が出てくる。

 

 

 

 

 

 

 

勉強する中で,

 

 

 

 

 

 

「今日は調子が良くて次々に理解できる」というようないい日もあれば,

 

 

 

 

 

 

「前回習ったのにそれを忘れてて問題を解けなかったなぁ」というような調子が悪い日もあるでしょう。

 

 

 

 

 

 

私自身も,仕事をする中で調子が良い日もあれば悪い日もあります。

 

 

 

 

 

悪い日だと例えば,「あの時もっとこんな風に質問していたら生徒さんのやる気を出せたかもしれないなぁ」といったように後悔したり反省したりします。

 

 

 

 

 

 

 

 

調子が悪い時,どうしたら意欲(やる気)が出てくる?

しかし,そんな風に調子が悪い時でも,思い出してほしいこと,考えてみてほしいことがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

それは,昨日と比べての今日とか,先週と比べての今日といったふうに,短いスパンだと自己成長を感じられない時があるかもしれないですが,

 

 

 

 

 

 

ときには大きな視点で振り返ってみるとどうでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の自分は1ヶ月,3ヶ月,半年,1年前と比べてみてどうか? 成長したところはないか?」(勉強・成績の面でも精神的な面でも)と考えてみればきっと見つかると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば,中学3年生なら「3年生になったばかりの頃には平方根とか二次方程式とか二次関数とかなんなのか全くわかっていなかったのに,今ではある程度理解できている」とか,

 

 

 

 

 

 

中学1年生なら「4月の段階では英語でアルファベットや英単語をいくつかくらいしか覚えていなかったのに,今ではbe動詞や一般動詞にの疑問文や否定文の作り方を理解できている」といったように探してみてください。

 

 

 

 

自分の「できない」より「できる」に目を向けた方が意欲(やる気)が持続しやすい

まずは,「自分は頑張ってきたなぁ」と成長を実感することが大事です。

 

 

 

 

 

 

 

例外はありますが,これまで自分に厳しくしてきてもやる気が出なかった人は,自己成長を実感することで「また次(明日)も頑張ってみよう」というやる気につながります。

 

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