【今日の伊藤塾】「わかる・できる」と感じられる瞬間を増やして学習に取り組む
2017.10.24
授業の中で「わかる・できる」が確実に増えるようにしています。
その理由は,2つあります。
1つは,学習塾として,生徒さんが勉強をしていて「わからない・できない」ところを「こうするとわかるよ,できるよ」と教えるためです。
そしてもう1つあります。
それは,「わかる・できる」をきっかけにして,生徒さんの信念を書き換えることです(過去の記事はこちら)。
「わからない・できない」を「わかる・できる」にまず変える,
そしてその後も継続して目的論的に関わったり「できる」ことに着目したりする関わり方をすることで,
数ヶ月後にはその生徒さんの信念(もしくはセルフ・イメージ)が書き換わっていることを目指してます。
私も,したいことはおそらく他の塾で働いている方や保護者の方と同じだと思います。その生徒さんの成績を伸ばすことです。
では,どうしたら成績を伸ばすことができるのか?
それについて考えると,過去の記事で書いたように「気持ち→行動→思い込み→成果」の順番で相手に関わるのが一番はやいのだと思うようになりました。
いきなり「勉強をする」という行動とか「点数を伸ばす」という成果に注力してしまうことが,多くの生徒さんのやる気を削ぐことにつながっている気がします。
私自身がそうなのですが,「他人は変えられない。変えられるのは自分だけ」だと思います。これまでの過去の記事で述べてきたような生徒さんへの関わり方を続けていくことで,生徒さん自身が「気づく」「変わる」ような環境を提供したい,そう思います。