「どうして自分はダメなんだろう?」ではなく「本当はどんな自分だったらいいだろう?」を考える
2019.12.26
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■この投稿の3行まとめ
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✥「このまま進むとあの電信柱にぶつかりそうだ」と思ってその電信柱を見続けると,避けることができずにそのまま電信柱にぶつかってしまう。
✥人は意識したものに引き寄せられてしまう。同じように「どうして自分はダメなのか?」(原因論)と自分のダメなところを探し続けると,それが見つかり,増えていく。
✥だから,「本当はどうなったらいいだろう?」(目的論)を考えて続ける。
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意識すると,
そのものやことが増えていきます。
「iPhoneが欲しい」と思うと,身の回りの人たちが使っているスマホを
無意識に確認してしまい,「あっ,あの人iPhone使ってるんだ」と見つけたり,
「ベンツってカッコいいいな」と思っていると,
街中を走っている無数の車の中で,
他の車は気にならないのにベンツだけは発見して見続けてしまう
などです。
同じように,
「自分はどうしてダメなんだろうか?」と思って
自分のダメなところを考え続けると,
今日もまた自分のダメなところを見つけてしまい,
再び「やっぱりダメじゃん。どうしてダメなんだろう」と,
自分のダメなところ探しをずっと続けてしまいます。
反対に,ダメなところがあったとしても,
「じゃあ,本当はどんな自分だったらいいだろう」と考え続けて,
「そんな自分になるために今日はどんなことができるだろうか」と考えて,
そのアイディアを,小さな一歩でもいいので実践し続けていきます。
つい自分のダメなところ探しをしてしまうのですが,
それに気づいた瞬間にそれを一度やめて,再び「どうなったらいいか」に意識を向けます。
方法は分かっていても,なかなか実践し続けるのは難しいのですが,
その日々の繰り返しによって,
もしも今負のスパイラルに入ってしまっている人がいたら,
ちょっとずつ抜け出していくきっかけになるのではないかと思います。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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