「○○の教科が嫌い」というのは思い込みではないか
2019.11.26
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■この投稿の3行まとめ
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✥数学にしても英語にしても,純粋にその教科の内容のことを「知る」ことは興味深い。
✥例えば,「図形の角度を求める問題が好きなんです」とか「英文法の仕組みがパズルみたいでおもしろいです」といった声を聞くことがある。
✥教科としては純粋に興味深さを持っているはずが,テストで点数がついて点数が悪ければ家の人から叱られるということが,「嫌い」という気持ちを作り出している。その教科の純粋な興味深さを伝えられたら嬉しい。
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そもそも,その教科について「好き」とか「嫌い」といった判断をするのは,
何かその元になる経験があったからです。
問題がたくさん解けたり,
テストの点数が良かったりといった
いい出来事が多くあると「好き」と思えるし,
反対に,
わからないまま授業が進んでいくとか
点数が悪くて家の人から叱られたなど
その人が自分にとって都合が悪いと思える出来事があると,
「嫌い」と思い始めるのだと思います。
そうした出来事や感情と切り離して,
もう一度中立的な立場からその教科を見つめ直してみると,
どの教科にも「これは興味深いなぁ」と思えることがあります。
英語や数学を教えているとき,
「この問題っておもしろいですね」という生徒さんの声を聞くことがあります。
そうした興味深さを伝えられたらと思います。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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