「今日できなかった自分」より「今日できたこと」を探す
2019.11.01
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■この投稿の3行まとめ
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✥計画を立てて勉強をしていれば,「予定通りにいかなかったこと」もあれば「うまくできたこと」もある。
✥ダメな方ばかり見つけていると,気持ちが落ち込んで,結局勉強自体が続かなくなってしまいがち。
✥だから,予定通りでないことがあったとしても,「今日はこれを覚えたから昨日より前進した」という肯定的な見方をした方が,結局は「長距離を走る」ことができる。
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受験勉強は例えるなら長距離走です。
1週間や2週間などの短期間だけ,全力で走り続けるのではなく,
1年間から3年間の長い時間,走り続けます。
この長距離走に似た受験勉強で大切なことは,
ゆっくりでもいいから走りを止めないことだと考えています。
そのためは,
「今日はこれができていない」
「あれもできていない」
といった自分のダメなところを見つけ続ける毎日を送っていると,
そもそも勉強自体を続けることが難しくなります。
やる気が下がってしまうからです。
だから,
予定通りにいかないことがあったとしても,
どこか自分の良いところ,昨日・1週間前・1ヶ月前などと比べて成長しているところを探して,
「以前よりも成長している」という自分の成長点を探した方が,
「長距離走」ができます。
「三日坊主」という言葉がありますが,
受験勉強とは,つまりは知識を暗記していくことが多いので,
「反復(復習)の回数を増やさなければ人は暗記できない」という前提から考えると,
「短距離走」より「長距離走」の考え方で取り組む人の方が,
長い目で見れば成績を伸ばしていきます。
「自分の成長したところを探す,喜ぶ」,そうした心の余裕があると,
長く走れそうです。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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