「強制的に」ではなくて「主体的に」取り組む人が成績を伸ばす
2019.06.04
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■この投稿を5秒で理解
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✥「強制されている」と感じた途端,やる気を失くす。
✥勉強でも「させられる勉強」をしているとやる気が出ない。そして,その時はパフォーマンスも良くない。
✥反対に,「自分のためにする勉強」はやる気が高く,その結果,自然と成果は出てくる。
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部活動で例えてみてもそうですが,
「レギュラーを取りたいから」
というように自分のしたいことが決まっている人は,
監督やコーチから言われなくても
自主練をすると思います。
勉強も,こうした自主練の時のような気持ちで取り組むことができれば,
誰から言われなくても勉強をするし,
その結果,成績も上がります。
だから,
「勉強をしない」人に対して,もし「勉強をして欲しい」と思った時に,
強制的に勉強をさせるという方法を採用したとしても,
それによって成果が出るとは考えにくいです。
たとえば,「勉強しないから塾に通わせて勉強させる」とか
「参考書を買ってノルマを出してそれが終わるまで眠らせない」
などです。
本人が「させられている」と感じる限り,そんな風にした勉強は効果があまりありません。
もし,その人に「勉強して欲しい」と思うのなら,
まずは相手に「どうして勉強をしたくないのか」とか
「勉強に興味がないなら今は何に興味があるのか」といった
ことを相手に質問をして,
まずは相手のこと・気持ちを理解しようと努めることです。
そうした話し合いの時間も持たずに一方的にこちらの要求だけを突きつけても,
相手は心から納得して動いてくれるわけではありません。
自分の話をする前にまずは相手を理解しようと努めること,
それがまず最初に大切です。
その対話を始めたからといって,
その対話の後に相手が勉強してくれるかどうかはわかりません。
しかし,その対話をすることで,
また今とは違った局面に進み,
この問題の新しい解決の糸口が見つかるかもしれません。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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