【コラム】コーチング的な関わり方とは?
2017.09.06
伊藤塾で行っているコーチング的な関わり方はどのようなものか? 次の3つに分けて考えています。
①1日〜1週間の短期的なもの,②1〜3ヶ月間の中期的なもの,③1〜2年間の長期的なのものです。それぞれの期間によって関わり方や目指すことが違ってきます。これから一つずつお伝えしていきたいと思います。
1日〜1週間での関わり方
1日の中での関わり方の一つに,「100分間の授業の中でわかる・できるようになったことを見える化する」ことがあります。具体的には,小(再)テストを行うことです。その日の授業の中で扱った問題と同じものをもう一度解いてもらうのでもいいし,同じ問題ではなくて少し違う似ている問題を解いてもらうのでもいいです。受動的に聞いてわかったつもりになったことを防ぐためにも,アウトプットしてわかったかどうか,できるかどうかを確かめます。
小テストでその日の成果を実感
小テストをすることで,生徒さん本人も「わかる・できる」ようになったことを実感できるし,教える側の私たちも安心したり嬉しかったりします。
自分で自習しているとなかなか小テストをしない人もいるかもしれません。簡単に自分の理解度を数値化して把握できます。あまり自分で小テストをやったことがない人は,ぜひ試してみてください。