【今日の伊藤塾】感情には目的がある(アドラー)〜今日の頑張り・成果(勉強・学習)〜
2018.11.22
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■この投稿を5秒で理解
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✥「感情や行動には目的がある」というのがアドラーの考え。
✥例えば,「怒鳴る」という行動やその時の「怒る」という感情には,「相手を自分の言う通りに動かしたい」という目的があるかもしれない。
✥受験を前にして,「不安」があってもいい。その「不安」な気持ちを自分で選び取るからこそ,今日もまた合格の可能性を高めるために勉強をするだろうから。
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『嫌われる勇気』という本のタイトルを聞いたことがある人もいるかもしれません。
この本はアドラー心理学をわかりやすく説明してくれている本です。
塾の本棚にも一冊置いてあり,私も何度か読みました。
その本の中で紹介されているアドラーの考え方の中に,
「感情には目的がある」
というものがあります。
例えば,
喫茶店である男性がコーヒーを注文して,ウエイターがコーヒーを持ってきてくれた時に,
誤ってそのウエイターが男性の服にコーヒーをこぼしたとします。
その時,男性が大声で怒鳴ったとします。
この怒鳴った時の感情は,「怒り」です。
原因論で考えれば,
ウエイターがコーヒーをこぼしたという出来事(過去)があったから,
男性は怒ったと考えます。
これを「感情には目的がある」という目的論で考えると,
「大声を出したい=そうすることで相手を屈服させたい」という目的があるから,
怒りという感情を選んだと考えます。
詳しくは割愛しますが,
こんな風に,「感情には目的がある」と考えるのがアドラーの考え方でした。
そんな風に考えてみれば,
受験を前にして「不安になる」というのも,
自分の中で「目的」があるのかもしれません。
例えば,
「不安」という感情があるからこそ,
「もっと自分は勉強をしたほうがいい」と
自分を動かすことができます。
だから,きっと不安はあっていいと思います。
何か感情が湧き上がってきたら,
「その目的は,本当はなんだろうか?」
と一旦冷静になって自分の内面を探ってみると,
何かに気づくかもしれません。
お読みになった方の参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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■今日の頑張り・成果
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✥相似比を使って,線分の長さを求める計算の練習をした。中3
✥相似比を利用して,面積比や体積比を出し,表面積や体積を出す練習をした。中3
✥飽和水蒸気量や湿度を求める計算の仕方でわからないところがあり,今回その解き方を復習できた。中3
✥不定詞を復習して,この文法について整理できた。中3
✥関係代名詞の先行詞と関係代名詞をどのように置くかでわからないところがあったが,解説を聞いて理解した。中3
などなど。
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