【コラム】自分が周りに与えるいい影響〜貢献感〜
2018.05.28
この投稿を5秒で理解
・他者のために自分は役に立てると思えた時に人は貢献感を実感し,幸福度が上がる。(アドラー心理学・幸福の3条件の1つ〜貢献感〜)
・勉強する時,「自分が勉強することで,周りの人たちに与えるいい影響は何だろうか?」「自分が勉強をしたら将来,誰の役に立つことができるだろうか?」と考えてみる。
・貢献感を感じられたら,またやる気も湧いてくるだろう。
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今回は,私が学んだコーチングでも登場する,貢献感についてのお話です。
「ありがとう」と言ってもらえること
大学生だった頃,友人から教えられて「夜回り先生」という方の存在を知りました。
その時,集団授業の塾講師のアルバイトをしていました。
授業で受け持つ生徒の中に学校に行けないで塾で勉強しているという生徒さんと会いました。
どうやら私に対しては心を開いてくれたようで,雑談や悩みを話してくれました。
その時に,その生徒の力になるためにはどうしたらいいかと探していた時に,友人から教えてもらったのが水谷修さんという「夜回り先生」のことでした。
その方の書籍を読んで印象に残っていることは,
人から「ありがとう」って言ってもらえることをしよう
ということです。
そうすることで,自己肯定感が高まっていくということでした。
また,その後も成功者と言われ偉人とされる方たちの本や講演会の録音などを読んだり聞いたりする時にも度々,
人から感謝されることをする
というお話が出てきました。
アドラー心理学・幸福の3条件の一つ〜貢献感〜
また,私が学んだコーチングはアドラー心理学をベースにしています。
そのアドラーの考え方の中には,
幸せを感じる条件の一つとして貢献感があります。
他者のために自分は役に立てると思えた時に人は貢献感を実感し,幸福度が上がるという考え方です。
幸福感を感じながら毎日を過ごすために
仕事でも同じですが,毎日勉強をしていると,つい,日々の業務や宿題・宅習などに追われてしまいがちです。
そうすると,勉強することが目的となってしまい,本当は「○○のために自分は勉強してる」という本来の目的を見失ってしまいやすくなります。
そんな時に,ふと,
「なんのために自分は勉強しているんだっけ?」(旅行で例えれば,旅行する「理由」)
「勉強してどうなりたいんだったっけ?」(旅行で例えれば,旅行の「行先」)
「いま勉強することで,自分が周りに与えているいい影響があるとしたらどんなことだろうか? 自分が勉強することで将来誰かの役に立つことができるとしたら,それはどんなふうに役に立っているんだろうか?」(貢献感)
といったことを考えてみてください。
こうすることで,再び,みなさんのやる気が出てきたとしたら幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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