【今日の伊藤塾】今日の頑張り・成果(勉強・学習)〜寄り添う〜
2018.04.09
この投稿を5秒で理解
・相手と意見が違うときについしてしまいがちなのは自分の意見を押し付けること。
・でも、まずは相手の考えを尊重して、それに寄り添うことから始めたい。
・人は、誰から寄り添われたり信じられたりすることでそれまで秘めていた力を発揮することがある。
これは私自身もついしてしまうことです。
だから、偉そうに人にアドバイスできるわけではありません。
しかし、私なりにいつも生徒さんと接するときに気を付けていることがあります。
それは、相手の考えに寄り添おうということです。
私がコーチングで学んだ時に教えてもらった言葉で言い換えれば、
「相手」に関心をもつのではなく、
「相手の関心」に関心をもつ
ということです。
例えば、中学3年生だけど、まだ志望校がはっきりと決まっていない生徒さんがいるとします。
その時に、コーチングを学ぶ以前の私なら、
「じゃあとりあえず、○○っていう高校にしといたらいいんじゃない」
「もう志望校を決めて、目標に向かって勉強を始めた方がいいよ」
といったことを本人に話しただろうと思います。
これは、相手(生徒さん)の考えをあまり聞かないで自分の考えを押し付けることになっています。
実は、これだと状況はあまり変化しません。
塾の先生という立場で関わっているので、「早く志望校を決めた方がいいよ」という気持ちは確かにあります。
しかし、一度、この私の考えを脇に置きます。
そして、
「相手はどうして志望校がまだ決まっていないんだろうか?」
「志望校ではなくて、将来はどんな仕事に就こうと思っているんだろうか?」
「志望校も将来の職業もまだ決まっていないなら、その相手が興味を持っていること、好きなこと、趣味ってなんなんだろうか?」
「もし今は勉強に関心がないとしたら、今関心があることってなんなんだろうか?」
「部活を一生懸命頑張っているみたいだな。その部活が面白いって感じる瞬間ってどんな時なんだろうか?」
などのように考えたり、相手に質問したりしてみます。
こうした関わり方が、相手の関心に関心をもつ関わり方です。
そして、意外かもしれないですが、このように押し付けない態度でこちらが関わることを続けていくことで、
あるとき、
「先生、私、志望校をここにしようかと思っているんですけど、どう思いますか?」
という言葉が相手から聞ける場合があります。
このような関わり方の根底には、
押し付けるのではなく、相手の気持ちを尊重して寄り添うことが大切だと認識していること、
「きっとこの人は自分の進む道を見つける」と相手を信じること
が必要だと思っています。
いつもこのことを忘れずに、これからもまた生徒さんたちと関わっていきたいと思います。
【今日の頑張り・成果】
・一次関数(変化の割合,傾き,切片,グラフの書き方など)について総復習をした。中3
・正負の数の計算(加法,減法,乗法,除法)ができるようになった。中1
・立体図形のなかで,立体の表面積や体積を求める計算(特に,円錐のおうぎ形)の仕方を復習した。中2
・資料の問題について,解き方を全て復習した。中2
・百分率の復習をした。小6
などなど。
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