【コラム】やる気を継続する強力な2本の柱
2018.04.03
要点
・「あの時は自分にとってうれしかった。だから未来でもまた実現したい」という成功体験からやる気が湧いてくる。
・「こんな辛い過去があった。二度と味わいたくない。だからこそ、未来では○○を実現したい!」という失敗体験も、実はやる気を引き出してくれる。
・くじけそうになった時にはふとこの2つを思い出してみるといい。
お仕事や勉強をされている皆さんは、それぞれが自分なりにやる気を高める方法を持たれていると思います。
もしかすると、「やる気を高める方法なんて知らないよ」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、そんな人でも過去を振り返ってみてください。誰でも過去に一度は「やる気を持って物事に取り組んだ」という経験があると思います。
それは仕事や勉強に限りません。自分の趣味や遊びなどどんなことでも構いません。
今回は、
「未来に、こんなことを実現したい!」という思いがあって取り組んでいる方
「最初は意欲があったけど、だんだん時間が経つとやる気がなくなってきた…」という方
に向けての内容です。
過去の成功体験を思い出す
やる気を出すための方法の一つは、
「過去を振り返って、あの時うまくいったよなぁ」
という成功体験を思い出すことです。
その時の印象的な場面を具体的に思い出してみます。
そしてその時の気持ちを味わうことで、
「あの時は自分にとってうれしかった、よかったなぁ。だから、未来でもまた実現したいなぁ。」
という思いが湧きあがってくるのではないでしょうか。その気持ちが今後のやる気を引き出してくれます。
過去の失敗体験を思い出す
やる気は、実は過去の失敗を思い出すことからでも引き出すことができます。
「振り返ってみると、こんな辛い過去があったなぁ。あの時はきつかったなぁ。だからこそ、未来では○○を実現したい!」
こんなふうに、過去のマイナスなことも、これからの未来を実現するための力に変えていくことができます。
ふと立ち止まった時には思い出してみる
「よし!これから勉強頑張ろう!」と思って行動をし始めたとします。
しかし、「三日坊主」で「やっぱりもうやめようかなぁ」と思うときがあるかもしれません。
そんなふうにくじけそうになった時には、上に書いた二つの体験を思い出してみてください。
「臥薪嘗胆」という言葉があります。
過去に受けた屈辱を思い出すことで、その恨みを晴らすための行動を続けたように、
過去のあることを思い出すことで人はまた前に進む力が湧いてくるということがあります。
これから頑張る人や今現在も頑張っている人たちにとって、何かの参考になれば幸いです。
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