【今日の伊藤塾】毎日の勉強に達成感ややりがいを感じるためには?
2017.12.19
中学2年生は来月にある地区実力テスト,中学3年生は1月上旬にある統一模試や推薦入試,一般入試など,高校1・2年生は1月・2月にある模試やセンター試験へのチャレンジ,そして高校3年生はセンター試験に向けてそれぞれ勉強をしています。
塾の中での最高学年の高校3年生の雰囲気につられてか,授業中の雰囲気はこれまでよりも緊迫感が増しているように感じます。オンとオフの区切りがしっかりとついて,個人的にはこういった真剣な雰囲気が好きです。
こういった真剣な雰囲気になるのは,それぞれに自分の目的が定まっているからです。学年はそれぞれ違い,現状の成績もそれぞれ違いますが,それぞれが「次のテストではこうなりたい」という1ヶ月後や2ヶ月後のテストでの理想を持っていたり,「次のテストまでに前の学年の総まとめをして,1月からの学校の授業がわかるようになりたいから」という理由を持っていたりします。
こんなふうにそれぞれが理想だったり理由だったりを持っていれば,教える側が白熱して少し授業時間が延長してしまったとしても生徒さんは最後まで説明を聞いてくれるし(本来はしっかりと時間を守るべきで原則として時間通りに終わるように心がけています),宿題を少し多く出したとしても「はい,やって来ます」と前向きな返事をしてくれもします(むしろ,今日は「ここまでやって来ます」と生徒さん本人から言われるということもありました)。
勉強でも部活でも仕事でも共通することですが,自分のすることに「将来の理想」や「理由」があると一所懸命になれるし,そういう真剣な態度で取り組むと毎日に少しずつでも達成感が出てきます。それがやりがいになるのだろうとも思います。この教室での取り組みで,塾生さんたちのやりがいが増して,一人一人の毎日の充実度が少しでも上がることに貢献できれば私としても嬉しい限りです。