「勉強しているのに成績が伸びない」という場合について〜復習をしているか?〜
2019.10.17
━━━━━━━━━━━━━
■この投稿の3行まとめ
━━━━━━━━━━━━━
✥「勉強を毎日しているが成績が伸びない」という方がいる。
✥「何(what)を」「どんな風(how)に」勉強しているのかが問題。「過去に解けなかった問題」を「2回,3回,4回と繰り返して」復習しているだろうか。
✥「解けない」を「解ける」,「わからない」を「わかる」,「覚えていない」を「覚えた」に1つずつ変えて,記憶を積み重ねる。この暗記の道から逃げる限り,成績は伸ばせない。
***************************
「勉強しているのに伸びない」という話を聞くことがあります。
その場合は,
「何を」
「どんな風に」
勉強しているのかが問題です。
新しい問題ばかりを求めて,
過去の復習をしないのであれば,
成績は伸びないかもしれません。
試験では,
教科書や参考書などを見ることができない状態です。
言い換えれば,自分の頭の中の知識だけで答えを出す必要があります。
意外に思うかもいらっしゃるかもしれないですが,
全て頭の中の記憶だけで答えを出す必要があるという意味では,
数学も含めて,どの教科も最終的には暗記が必要です。
「勉強しているのに成績が伸びない」という方に,
確認したいことは,
「過去に解けなかった問題を2回,3回,4回と解いて,解法を理解して暗記できているかどうか?」
ということです。
過去に「できなかった・わからなかった・覚えていなかった」ことを
一つずつ「できる・わかる・覚えた」の状態に変えていくこと。
この積み重ねの先に,成績向上があります。
過去にできなかったことはそのまま今もできないままであれば,
なんの記憶も積み重なっていないので,
成績があまり伸びないかもしれません。
受験とは「理解」と「暗記」の連続です。
「暗記」したものを増やす必要があります。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
************************
最後までお読みいただきありがとうございました。
************************
Facebook:https://www.facebook.com/itojuku/