成績を上げる道〜3つの分岐点〜
2019.03.16
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■この投稿を5秒で理解
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✥成績を上げるための道には3つの分岐点がある。
✥1つ目の分岐点:勉強を「A.している」or 「B.していない」,2つ目の分岐:内容を理解「A.している」 or 「B.していない」,3つ目の分岐点:理解したことが定着「A.している」 or 「B.していない」。
✥これら全てでAを選べば,成績は上がる。
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これから「成績を上げたい」と考えているとします。
どうしたらいいのか?
単純な答えですが,それは「勉強をする」です。
「なぜ成績が上がらないのか?」
それは,「勉強をしていないから」というケースが多いのではないでしょうか。
「勉強をしていても成績が上がらない」という悩みがあるかもしれません。
その場合は,勉強の仕方を間違えています。
※参照
成績が上がらない勉強法〜成果を出したいならこれを真似してはダメ〜
以下に,成績が上がる道順を示します。
1つ目の分岐点:勉強を「A.している」or 「B.していない」
「B.していない」を選んだ方は,成績が上がりません。
まずは,「勉強してどうなりたいのか」「なんのために勉強するのか」といった目的を,
それも他人から与えられたものではなく,自分で見つけた目的を持つことが今すべきことです。
※参照
「A.している」を選んだ人は,次の分岐に進みます。
2つ目の分岐:内容を理解「A.している」 or 「B.していない」
ここで「B.していない」というのはどういうことかというと,
機械的に勉強をしているだけ,手を動かしているだけの状態です。
私自身がそうでしたが,
英単語の小テストが悪くて,英単語の書き取りを指示されたことがありました。
「1単語につき50個ずつ書く」というようなことでしたが,
その時は,「やらされている」という感覚で,
ひたすら手の運動をしただけでした。
これが理解をしていない状態の勉強です。
また,「ノートをまとめる」と言って授業の板書や教科書・資料集の内容を整理する人もいますが,
単に「写しているだけ」だったら,意味がありません。
理解の伴う勉強をすることに意味があります。
「なるほど,英語の現在形って,「現在」のことを表現しているわけじゃないんだ。
“I have two brothers.”って言ったら,今だけ兄弟がいるっていう意味じゃないもんなぁ。
だから,”I sleep in bed.”って「私は今ベッドで眠っている」ではなくて,『私は(普通)ベッドで眠る』っていう風に習慣として和訳するんだなぁ。」
「sin・cos・tanの(180°-θ)って,機械的に暗記するよりも,単位円を書いて図でイメージを理解すると覚えやすくなるし,もし公式をど忘れしても単位円を書けば思い出せるなぁ」
といったことが,理解を伴う勉強です。
高校生であれば,高校1・2年生の間は「理解する」ことに重点を置くことが大切です。
3つ目の分岐点:理解したことが定着「A.している」 or 「B.していない」
理解することができれば,成績が上がるかというと,そうではありません。
理解したことを,覚えることが必要です。
その覚えるというのが,定着という意味です。
だから,意図的に復習する時間を作る必要があります。
例えば,平日は新しいことを理解する時間に当てるとしたら,
週末の土曜と日曜は新しいことは勉強せず,
平日に学んだことを復習だけをするというサイクルを確立する
などです。
そして,復習は1度すればいいのではないです。
もちろん,1度復習するだけで完璧に覚えたものはあまり繰り返さなくていいですが,
1度で覚えられなかったものは2度・3度と復習する必要があります。
「勉強をしているけど成績が上がりません」という方は…
勉強をしているけど成績が上がらないという場合,
上の分岐点の2つ目や3つ目で,「B.していない」の道を選んでいることが多いのではないでしょうか。
もし,そういったお悩みがあるのであれば,
これら3つの分岐点で,自分がどちらの道を選んで進んでいるか,
振り返ってみると良いです。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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