【今日の伊藤塾】やる気の正体とは?
2017.11.24
最近は定期テストや地区実力テスト(中学3年生)の結果がわかってきています。そんな中である中学3年生は前回と比べて点数が5教科で40点近く伸びたことを笑顔で話してくれました。
こんなふうに,「自分で勉強すると決める→行動する→成果が出る」ということが起きるとやる気や意欲につながります。このようなことを体験すると,人は「またこれからもがんばってみよう」という気持ちになります。
やる気とは,このような嬉しい,楽しい気持ちやワクワクした感じを伴うものです。そして,このワクワクした気持ちの中で「このまま行動(勉強)を続けたらこの先の未来でもいいこと(嬉しいこと・楽しいこと・ワクワクした気持ち)が続くただろうなぁ」という,自分の中での確信度の高い予想こそがやる気の正体だと思います。
みなさんの中にも,「あぁ,明日の旅行が楽しみで眠れない!」とか「早く友達と会いたくて,そわそわしてしまって予定の時間よりも早いけど出発しよう!」という気持ちになったことはないでしょうか。
これを読まれている方は,「勉強をするやる気が起きなくて困っている」という方がいるかもしれません。そんな時には,ご自身の場合なら,「どうしたらやる気が高い状態になれるか?」と考えてみてください。
塾で行なっていることは,全てこの「ワクワク」につながることです。具体的に塾で行なっていることはこれまでの投稿や「伊藤塾の特徴」のページでご紹介した通りです。
こうしたやる気の正体がわかると,「どうして勉強しないの?」と責めたり「勉強しなさいよ」と命令したりしても,相手のやる気を高めることにはつながらないということが理解しやすくなるかもしれません。
全ては「相手がやる気の高い状態になってくれるためにはどうしたらいいのか?」に向かって,質問したり声を掛けたり,授業の計画を立てたり,授業後の振り返りをしたりなど様々なことをします。やる気を高めることで,勉強についての悩みの多くは解決していくように思います。