自分を客観的に見る〜「勉強ができない」から「ちょっとできてきた」へ〜
2017.11.15
塾では授業終了後に振り返りをしています。「その授業の中でわかったりできるようになったことはなにか?」「今日の自分に点数をつけるとしたら何点か?」「次はどうなったらいいか?」などを話してもらったり書いてもらったりしています。その日の評価は自分で評価します。
「自分で自分をどういう人だと思っているか?」というセルフ・イメージは自分が過去のある体験をもとに下した判断です。そのイメージが「自分は勉強ができない人だ」よりも「自分はちょっと勉強ができてきた人だ」の方が,これから生活をしていく上では良いと思えばそれを採用すればいいでしょう。
生徒さんを見ていて思うのは,まずは,気づくことが大事だということです。自分は自分に対してある思い込みを持っているということにまずは気づいてほしいです。そして,その思い込みのままでこの先生活しても大丈夫ならそれでいいし,変えた方がいいならどんなイメージがいいのかを一緒に考えたいです。
自覚的にセルフ・イメージを採用できること,自分を客観的に第三者の目線で見てみること,最初は難しいかもしれないですが,勉強を教えることを通してこの領域でも生徒さんに新しい気づきを与えられればと思っています。