【今日の伊藤塾】「ありがとう」は人を喜ばせる
2017.10.02
今日,塾で生徒さんに物を手渡していた時のことです。
その生徒さんが「ありがとうございます」と言いました。その言葉を聞いてふと私は嬉しくなりました。
私自身,実は,「ありがとう」という言葉を意識して使うようにしています。コーチングの勉強をしている中で,「『ありがとう』という言葉は最高のペップトークだ」というお話を聞いたからです。
物を受け取るときに,英語なら「Thank you」でありがとうと伝えるのに,日本語では「すみません」と言ってしまいがちです。以前の私もそうでした。相手にそんなことをさせてしまって申し訳ないという気持ちから「すみません」という言葉を無意識に選んでいました。
でも,相手からしたら「すみません」と言われるよりも「ありがとう」と言われて喜ぶ姿を見る方が嬉しくなります。
実際に,今日生徒さんから「ありがとうございます」と言われた時に「こんなこと(物を手渡しただけでした)で感謝されて,すごいな」と嬉しくなりました。
普段使う言葉がその人の考えや行動に影響を与えると最近私自身実感することが多いです。「これができないなんて自分ってダメだなぁ」ではなく「ここはできてるなぁ,自分ってここはいいなぁ」とか「どうしてできないんだろう?」ではなく「これから先はどうなったらいいんだろうか?」といったように(関連記事→その①・その②・その③)自分の頭の中で出てくる言葉も同じです。
普段使う言葉,相手に使う言葉でも自分に使う言葉でも意識的になってみるとこれまでとは違った発見があるかもしれません。