「魚」ではなく「魚の釣り方」を
2020.05.15
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■この投稿の3行まとめ
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✥例えるなら「魚」ではなく「魚の釣り方」を,教える側は教え,学ぶ側は学ぶ。
✥個別・具体の1回しか通用しないことではなく,一般的に広く使える解法を勉強する。
✥英語なら例えば単語の表面的な意味ではなく核となる意味を理解する,数学なら解法の丸暗記ではなく公式を深く理解し,時にはある公式とある公式が結び付けられるところまで理解する。
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食べるものがなくて困っている人がいるとします。
その時に,もしも自分が魚を持っているなら,
それをあげれば,困っていた人は一時的に助かります。
ですが,魚がなくなってしまえば,また食べるものがなくて困った状態に戻ってしまいます。
この問題を根本的に解決しようとするなら,
与えた方がいいのは魚ではなくて魚の釣り方です。
魚の釣り方を習得すれば,
その人は,魚をくれる人に依存しなくても自分で食べるものを調達することができます。
この話は勉強にも通じるところがあります。
教える側も気をつけるべきですし,
学ぶ側もこうしたところにまで意識がある人は成績が伸びていきます。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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