「私たちは、境遇を改善しようとは思いますが、自らを改善しようとは、なかなか思わないものです。境遇を改善できない理由は、まさにここにあります。」(ジェームズ・アレン)
2019.11.11
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■この投稿の3行まとめ
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✥「私たちは、境遇を改善しようとは思いますが、自らを改善しようとは、なかなか思わないものです。境遇を改善できない理由は、まさにここにあります。」(ジェームズ・アレン)
✥「あの○○という参考書を使うといいらしい」といった外部を変えたとしても,そもそもその人に勉強する目的が定まっていなかったり毎日勉強をする・復習もするという習慣がなければ,成果は出にくい。
✥「手っ取り早く外部を変える」のが成績を上げる近道のように思えるかもしれない。しかし,内部から根本的に変えることが,遠回りのようで,実は成績を上げるための近道。
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私たちは、境遇を改善しようとは思いますが、
自らを改善しようとは、なかなか思わないものです。
境遇を改善できない理由は、まさにここにあります。
(ジェームズ・アレン)
自分の外側にあるもの,例えば周囲にいる人,使う参考書などを変えようと
試みることがあります。
そうした外部を変えることで,現状を改善しようと試すこと,
それは意味があることです。
私もそうすることがあります。
しかし,根本的には,そうした外部の中心にある自分,
言い換えれば自分自身の「内部」が変わらなければ,
結局は状況が改善されないということも経験してきました。
受験勉強で言えば,
「あの○○という参考書を使うといいらしい」ということを聞いたら,
その参考書の勉強を始めます。
しかし,その自分自身が,物事を継続する習慣を持っていなかったり,
勉強ではどんな参考書を使ったとしても復習することが大切ですので,
1日前,1週間前の復習を計画的に行うということをしなかったりするのであれば,
新しい参考書が持つ良さを十分に引き出せないまま終わるということが多いです。
大切なことは,どんな参考書を使うのがいいかといった外部のことではなくて,
「勉強してどうなりたいのか?」(目標)
「なんのために勉強するのか?」(理由)
といった勉強をする目的を持っていたり,
新しい習慣を身につけるためには完璧主義を捨てて,逆説的ですが「ちゃんとやらない」ことが
習慣化のコツであるなどといった心理学の知識を知っていたりなどのように
自分の「内部」にあることです。
外側からではなくて内側から根本的に変えること,
それが,遠回りに思えるかもしれないですが,結局は成績を上げるための近道です。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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