勉強して「わかる・できる」のはすばらしい
2017.09.22
今日もそれぞれの生徒さんが「わからない・できない」を「わかる・できる」ようになって帰って行きました。
数学の確率を勉強していたある生徒は,樹形図を書いたら意外と解いていけることに本人自身が気づきました。実際に手を動かして紙に書いてみて,そして何通りあるのかを数えてみると正解する問題の数が増えました。
また英語を勉強していたある生徒は,授業の中で文法よりもまずは英単語を覚えた方がいいとわかって英単語を自分で決めた数だけ覚え,最後は小テストで満点を取って帰って行きました。
そんな彼ら彼女らをみて,とある人から聞いた「私はすばらしい,あなたもすばらしい」という言葉を思い出しました。これはコーチングを学んでいた時に教えてもらった言葉です。コーチングでは,コーチとクライアントは上下関係ではなく,横の関係として関わっていきます。
それまで「わからなかった・できなかった」ことを「わかる・できる」ようになった人が目の前にいる。その「わかる・できる」ようになったことに少しはこちらが貢献したかもしれませんが,基本的には生徒さんが「わかりたい・できるようになりたい」と思っていたからできたことです。
確率は樹形図を書いて数えるとか英単語を覚えるとか,すでに自分ができることでも「それくらい当然でしょ」と思わずに,「すごい」と素直に思えるというのは,この仕事に向いている考え方ができる自分でよかったとホッとします。自分で言うのも変な話なのですが。
これからも生徒さんの「わかる・できる」が増えたこと,そして「わかったら楽しくなった・できたらちょっと自信がついた」ことに喜びを感じながら,講師たちと一緒に関わっていきたい,改めてそう感じました。