「こうするといい」という勉強法があっても,実際に行動しないのはなぜか?
2019.09.19
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■この投稿の3行まとめ
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✥「1冊の参考書を決めて,それを2周,3周して徹底的に暗記する」のがいいという勉強法を耳にしたことがある方もいるだろう。
✥実際に実践すると,2周目,3周目の方がより深く理解できて,その効果を実感する(特に私の場合は数学)。
✥「○○をするといいよ」と知っていながら,それをしない・できないのは,理由は様々あるだろうが,一つには「勉強する目的」がまだないから。
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「体重を落としたいなら運動をするといいよ」
「健康のことを考えるなら,お酒とタバコは控えた方がいいよ」
「英単語とかを覚えたいならスキマ時間とかで勉強するといいよ」
など,「○○をするといい」という情報はたくさんあります。
勉強についても「こうするといい」という方法は,多くの人が耳にしたことがあるだろうと思います。
あとは,実際に行動を起こすことです。
行動しなければ何も始まりません。
なぜ行動をしないのか,もしくはできないのかというと,
理由は1つではないので,一概には言えませんが,
その理由の一つは,
「勉強する目的」が定まっていないからです。
「勉強してどうなりたいのか」(旅行で例えるなら目的地はどこにするのか)
「なんのために勉強するのか」(旅行で例えるなら何がしたくて,自分のどんな価値観を満たしたくて旅に出るのか)
といったことが自分でわかっていないから,
行動ができません。
「ダイエットをしなきゃ」とは思いながらも普段はできなかったのに,
好きな人ができると,
その人に振り向いて欲しくて,運動を始めたり食事制限を始めたりするという例は,
以前まではダイエットをする理由がなかったのに,
好きな人ができてからはダイエットをする理由ができたから
行動をするようになったということを示しています。
目的が見つかることで,
「させられる」勉強ではなくて,
「自分が自分のためにしたい」勉強になります。
そうした方が一人でも増えてくれればと思います。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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