「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」(上杉鷹山)
2019.08.31
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■この投稿の3行まとめ
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✥「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」(上杉鷹山)
✥誰かに依存する傾向が強い人は,塾に通ったとしても,成績が上がらないことがある。
✥「自分一人で石を持ち上げる気がなかったら、二人でも持ち上がらない」(ゲーテ)という言葉があるように,成績を上げることを自分のこととして主体的に取り組む人が成績を上げる。
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「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」
(上杉鷹山)
誰かに依存する人,
自分で考えるということをしない人というのは,
言われるがまま勉強させられている人というのは,
塾に通ったとしても成績が上がらないことがあります。
大切なことは,主体的に取り組むということです。
部活動であれば,
学校の部活動の時間だけでは物足らなくて,
そのスポーツの教室に時間とお金をかけて,
自分の意志で熱心に取り組んでいる生徒さんを見ることがあります。
その生徒さんたちは,まさに主体的にそのスポーツに取り組んでいます。
だから,そのスポーツの技術が上達していきます。
勉強も同じです。
部活動の自主練やスポーツ教室に通うのと同じくらいの主体的な気持ちが
勉強に対してもあれば,
成績は上がっていきます。
立派な勉強の計画を立てることや
効率的な勉強の仕方を知ることよりも,
その前提として,主体的に取り組む意志があることが,
成績を上げるためには必要です。
そしてその主体性がまだないのなら,
勉強する目的を見つけることです。
目的の見つけ方については,過去の投稿でも書いてきました。
ご興味がある方は詳しいことを以下のリンク先でお読みになれますのでそちらを読んでもらえればと思いますが,
※参照
「目的」を持つ人は,単なる「作業」として取り組む人よりも成果を出す
【コラム】「勉強の仕方がわかりません」という質問への回答⑤〜目的を自覚する〜
ここで簡単にまとめておくと,
「北海道に行ってスキーがしたい」というような明確な目標を持つこと,
またそれだけではなくて,
「なんとなく南に向かってドライブを楽しみながら,その行く先々で出会う美しい光景や
一期一会の人との出会いを楽しんだり感動したりしながら旅行したい」というような価値観
を大切にするような勉強の仕方でも,主体性は生まれてきます。
目標(ビジョン)型がいいか,価値観型がいいか,
人によって異なります。
ご自身の場合に合わせて,
勉強することを楽しみながら進めていってもらえればと思います。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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