例えばこんな参考書の使い方だと成績は上がらない〜「参考書をコロコロ変える」〜
2019.08.23
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■この投稿の3行まとめ
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✥成績を上げる参考書の使い方,それは「この1冊と決めた参考書を3,4周して,1冊を完璧にする」こと。
✥完璧にするという言葉の意味は,その参考書の内容を全て暗記できているということ。例えば英単語の参考書なら,どれを出題されてもすぐに答えられるということ。
✥暗記という負荷が掛かることから逃げ続ける限り,成績は上がらない。
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今回は参考書の使い方についてです。
以前にも書いたことはありますが,
参考書の使い方の基本は,「1冊を完璧にする」ことです。
完璧にするという言葉の意味は,
例えばその参考書が解説書などのインプット系ではなくて,
問題集などのアウトプット系のものであれば,
どの問題を出題されてもすぐに答えを言える状態です。
数学の青チャートやFOCUSGOLDなどでも同じで,
パッと開いたページのどの問題であっても(志望校に合わせて問題の難易度を調節して大丈夫です),
問題を読んですぐに,
「この問題は最初にこういう風にして解くのがいい」
「公式はあの公式とあの公式を使う」
などといった解法の方針をパッと思いつくことができたり数式を立てることができたり
する状態になるということです。
2冊,3冊と参考書が増えていくことで,知識や成績も増えていきそうだと錯覚するかもしれませんが,
1冊を深く理解することが,本当に実力をつけてくれます。
身近な参考書として,例えば教科書がありますが,
その教科書は完璧に理解できているでしょうか。
基本の例題,練習問題,補充問題,章末問題など
どの問題でも即座に解くことがレベルまで理解し,そして暗記できているでしょうか。
1冊から学べることは,意外に奥深いものです。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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