勉強をする時の塾の雰囲気
2017.09.19
保護者の方の話を聞いていると,「学校ではおしゃべりらしいんですよ」とか「家では勉強しないんですよ」といったお話を聞くことがあります。
塾で見る様子とはまた違った面もあるのだなぁと今日もお話を聴きながら思いました。思い出してみれば,私自身も学校では友達がいるので楽しくしゃべったりふざけたりしていましたが,塾では大人しく真面目にしていました(と自分では思っています)。
今塾に来ている生徒さんたちも同じかもしれません。塾では真面目に一所懸命に問題を解いたり考えたりしています。そしてそれと同じくらいに講師たちも一所懸命です。
私や講師たちも「今日も目的論的に関わっていきましょう」「ピグマリオン効果があるから,どんなふうに『見なす』か考えましょう」などこれまで【コラム】で紹介してきたような生徒さんたちとの関わり方の基本的な方針,そして今日来る生徒さんの個別の情報やどんな授業をするかについて確認しあいます。毎回の100分間の授業を無駄にしない,必ず「わかる・できる」を増やして帰ってもらうそういった目標を講師全員で持って授業に取り組んでいます。
生徒さんが真剣だから私たちも真剣になる,私たちが真剣だから生徒さんも真剣になる,どちらかはわかりませんが,お互いにいい影響を与え合っているのは確かです。ピリピリして一言でも話したら許されないような重いのでもなく,気楽にふざけあうようなゆるいのでもなく,お互いに真剣に楽しく取り組む,そんな今の雰囲気でこれからも授業をし続けていきます。