「葉っぱ」ではなくて「根っこ」に働きかける
2019.02.01
━━━━━━━━━━━━━
■この投稿を5秒で理解
━━━━━━━━━━━━━
✥「勉強しなきゃなぁとは思うけどダラダラしちゃうなぁ」というのは,勉強する目的が定まっていないから。
✥「ダラダラするから,ダラけない方法を探す」というのは,表面的な「葉っぱ」に働きかけているだけで根本的な改善にはならない。
✥「なんのために勉強するのか?」「勉強してどうなりたいのか?」の答え(「根っこ」)が見つかることで,意識が変わり,行動も変わる。ダラダラはなくなる。
***************************
「勉強しなきゃなぁとは思うけど,テレビ見てしまうなぁ」
「このYouTube見終わったら勉強しようと思ってたけど,つい別のも見続けてしまったなぁ」
「成績が下がってきてそろそろ勉強したほうがいいとは思うけど,
家に帰るとまたダラダラしちゃうんだよなぁ」
私もYouTubeを見たり,ダラダラしたりすることはあります。
学校や職場などで勉強や仕事をした後に,家に帰ってリラックスしたくなることは
誰にでもある普通のことです。
正直に言えば,私も休日はダラダラしていることが多いです。
しかし,
自分自身を振り返ってみると,
大学入試の受験勉強をしている時,
教員採用試験を受ける時,
教員になって初めて高3受験生を担当した時など
その時には集中して勉強している時期がありました。
その時には学校や職場から家に帰ってきても勉強をしていました。
時々リラックスをしていたということはありましたが,
ダラダラするということはありませんでした。
そうしたことができたのは,
自分の目的・自分軸が明確に定まって,決意ができていたからです。
※参照
その目的・自分軸は,例えるなら,「根っこ」という本質的なものです。
そこが確立しているから,行動を継続することができます。
そして,
「ダラダラしたいなぁ」とか
「YouTube見たいなぁ」とか
「眠りたいなぁ」といった自分の中から湧き出る誘惑にも
「ノー」と言うことができます。
というよりも,
目的・自分軸が定まっていれば,
自然とそうした誘惑に出会わなくなります。
それは,
「YouTubeを見るより,ダラダラするより,眠るよりもしたいことがある」という
気持ちになっているからです。
誰でも部活動やゲームや習い事に没頭したり熱中したりした経験があると思いますが,
目的・自分軸が定まっている時の心の状態はそれに近いです。
こうした「根っこ」が定まっていないのに,
効率的な勉強法(「葉っぱ」)を探しても,
結局継続できないはずです。
こうした「根っこ」を考える方法の一つとして,『7つの習慣』((スティーブン・R・コヴィー著))の中では,
自分の葬儀の場面を想像してみるということが紹介されています。
※参照
【今日の伊藤塾】今日の頑張り・成果(勉強・学習)〜「自分の葬儀」〜
「根っこ」というのは,
「○○大学・高校に合格する」という具体的な目標でもいいし,
「わかる・できるようになるのが楽しい」という自分の価値観を日々満たしていくということでもいいです。
※参照
お読みになった方にとって少しでも日々を豊かに過ごす参考になれば幸いです。
************************
最後までお読みいただきありがとうございました。
************************
Facebook:https://www.facebook.com/itojuku/