「うち子は家で勉強しないのですが,どう声をかけたらいいですか?」
2018.12.13
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■この投稿を5秒で理解
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✥過去と他人は変えられない。変えられるのは今と自分だけ。
✥「うちの子は家で勉強しないのですが,どう声をかけたらいいですか?」と質問されることがある。
✥ポイントは,相手を変えようとせず,自分(の関わり方)を変えようとし続けること。
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過去と他人は変えられません
変えられるのは今と自分だけです。
「うちの子はやる気がありません」
「どうしたらやる気を出させることができますか?」
「家で勉強をしないですが,どのような声かけをしたらいいですか?」
といったお話や質問を聞くことがあります。
命令をして,相手がその言葉の通りに動いてくれるなら,
とても簡単です。
しかし,実際にはそううまくいかないことが多いです。
繰り返しになりますが,
相手をコントロールすることはできません。
相手を脅して,恐怖心をあおって命令すると一時的には行動するかもしれませんが,
長期的には持続しないはずです。
勉強であれば,
命令をした時にだけこちらを恐れて勉強をし,
命令がない時には勉強をしない
という人を育てたいと思う人は少ないはずです。
こちらが何も言わなくても自発的に勉強に取り組む人を育てたいという人が多いのではないでしょうか。
私が考える答えは,
自分を変えること,
自分の相手への関わり方を変えることができることだと考えています。
以前にもお伝えしたことがありますが,
コントロールできるものにだけ意識を向けます。
今回の話で言えば,
「相手が勉強するようになる」という結果はコントロールできませんが,
「相手が勉強したいと思うように○○という関わり方をする」という自分の行動はコントロールすることができます。
ここを勘違いして,
本当はコントロールできないはずの相手の行動をコントロールしようとし続けると,
お互いに辛くなったり,思い通りにならない相手に腹が立ったりすることになります。
大切なことは,コントロールできる自分の行動に意識を向けることです。
「人事を尽くして天命を待つ」
という言葉がありますが,
自分の行動に意識を向けて自分を改善し続けて,
あとは「天命を待つ」という気持ちで関わることが,
結局最も良い結果を出すのではないかと考えています。
では,どんな関わり方をしたらいいのかというと,
それは,過去の投稿をお読みいただければと思います。
お読みなった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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■今日の頑張り・成果
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✥受験生や自分の目標が決まっている人たちは,ちょっとしたスキマ時間でも勉強をしようとする意欲が伝わってくる。自習にも自発的に来ている生徒さんたちがいて,彼らは「させられる」という感じはない。
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