【コラム】「勉強の仕方がわかりません」という質問への回答④〜ノートの取り方〜
2018.11.03
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■この投稿を5秒で理解
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✥ノートの取り方を工夫してみると,勉強がはかどるかもしれない。例えば,『東大合格生のノートはかならず美しい』(太田あや)という本などを読んでみるのもいい。
✥学校の授業でのノート作りとは別に,間違えた問題をやり直すための「やり直しノート」を作るというのも成績を上げるためにはおすすめできる。
✥やり直しノートは,小さいサイズを選んで買って携行性を高めて,いつでもどこでも何度でも気になる時に復習できるようにするといい。
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これまで勉強の仕方というテーマで【コラム】を書いてきました。
【コラム】「勉強の仕方がわかりません」という質問への回答①〜1冊を3周する〜
【コラム】「勉強の仕方がわかりません」という質問への回答②〜インプットよりもアウトプット〜
【コラム】「勉強の仕方がわかりません」という質問への回答③〜予習よりも復習〜
今回は,「ノートの取り方」について書いてみます。
ノートの取り方を工夫する
塾に来ている生徒さんたちにノートの取り方について質問したことがあります。
「普段,どんな風にノートを取っていますか?」
という質問です。
ある高校2年生で,学年のなかで毎回10番以内に入っている生徒さんがいます。
彼に話を聞いてみると,各教科によってノートの取り方を自分なりに工夫しているということがわかりました。
数学,英語,社会などのノートの取り方を聞いて,
私が思ったことは,
「どの教科も,情報が整理されているノート作りをしている」
ということでした。
以前にも紹介したことがある,
『東大合格生のノートはかならず美しい』(太田あや)という本があります。
こうした本を読んでみるのもおすすめです。
やり直しノートを作ってみる
学校の授業を受けながら,先生が板書したことをノートにメモしていくと思います。
そうした授業のノートとは別に,
「やり直しノート」
というものを作ってみるのもおすすめです。
すでに実行している人も多いかもしれないですが,
一度解いて間違えた問題で,
「これは良問だし,復習してできるようになりたい」
と思うような問題に出会うことがあると思います。
そうした問題の解き方をまとめるノートを作るということです。
やり直しノートのサイズを変えてみる
やり直しノートは,1度まとめたら,それ以降は見直しをしないというわけではありません。
時間を見つけてなんども繰り返して復習をするから覚えることが出来ます。
そのため,このやり直しノートは,通常の学校の授業のノートの大きさよりも,
小さいサイズにするというのが個人的にはおすすめです。
なぜ小さいサイズにするかというと,
いつでも手軽に持ち運びできるようにするためです。
歯を磨いている時,
家の人に送ってもらって車の中にいる時,
学校の授業の休み時間など,
いつでもどこでも復習をしやすいようにするためです。
「コピーをして切って貼る」で済むなら手書きはしない
例えば,やり直しノートに英語の問題を書くことにしたとします。
その時に英語の長文を書く必要が出てきた時,
コンビニなどでコピーをして,それをハサミで切ってのりで貼ることができるなら,
手書きはしないほうがいいです。
手書きをする時間を,別のことに使ったほうがいいだろうと思います。
学校の授業のノートの取り方ややり直しノートの取り方について今回は書いてみました。
読まれた方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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