【今日の伊藤塾】2者択一よりスケーリング〜今日の頑張り・成果(勉強・学習)〜
2018.09.06
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■この投稿を5秒で理解
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✥勉強について,「好き・嫌い」,「できる・できない」,「わかる・わからない」,「得意・苦手」などのように,2者択一のように話す生徒さんが多い気がする。
✥しかし,現実はそうではないはず。「できない」と言っても,そんな中でも「できる」部分はあるはず。
✥そんな時に「じゃあ10点満点で点数を付けるとしたら何点?」と質問すると,自分の「できる」部分を点数にして,「できる」ところを意識しやすくなるはず。
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面談や授業の中での会話などで生徒さんたちと話していると,
まるで2者択一かのように考えている人が多いと感じます。
どういうことかというと,
例えば,
「数学できるようになってきたんじゃない?」
とこちらが質問したとします。
すると,生徒さんは,「いや,まだ全然ダメですよ」
と答えることが多いような気がします。
これは一例ですが,
その教科について,
「できる or できない」
「得意 or 苦手」
「好き or 嫌い」
のように,まるでどちらかから一つだけしか選べないかのように答えることが多いです。
しかし,
「数学ができない」と言っても,これまでの生徒さんたちを見てみると,全くできないということはありません。
そこで,
「じゃあ,今の自分の数学を,10点満点で点数をつけるとしたら,何点になるの?」
と質問すると,3点とか4点といった答えが返ってきます。
これまでに0点と言う生徒さんにはまだ出会ったことはありません。
こんなふうに,10点満点でスケーリングをすると,視野が開けてきます。
最初に「数学はできないんですよ」と言っていた時には,頭の中では
できないところばかりが浮かんでいたかもしれません。
しかし,「10点満点中3点あるんだね。じゃあ,その3点の中身ってなんなの?」
とさらに質問することで,
自分のできているところに意識が向けられて,できるところを話してくれます。
私自身もそうですが,人は自分のダメなところや悪いところを見つけやすいようです。
だからこそ,スケーリングをしてみるという習慣を持ってみると,
「ここは確かにできていないけど,あれはできている」
というように自分のできているところに目を向けられます。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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■今日の頑張り・成果
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✥三平方の定理について復習し,解き方を理解した。中3
✥三角比の問題で,昨日までに習った公式を使いながら自分で問題を解くことができた。中3
✥現在分詞と過去分詞について復習し,解けなかった問題も理解できた。中3
✥連立方程式の問題で解き方がわからない部分があったが,どこが間違っているかを指摘してもらいながら,どうして間違ったかを理解できた。中2
✥図形の合同について勉強し,テキストの問題を多く解くことができた。小6
などなど。
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