【今日の伊藤塾】今日の頑張り・成果(勉強・学習)〜参考書の使い方〜
2018.07.03
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・「勉強の仕方」という「方法」に関する悩みは,実は,自分のゴール(「行先」「理由」)が決まった後に考えること。
・それが決まっているとする。そして,例えば参考書の使い方がわからないとしたら,「1冊の参考書を解き終えたら次の参考書に進む」のではなく,「1冊の参考書を一度解き終えたら,2週,3週するまでその参考書を解き続ける」という方法を試してみるといいかもしれない。
・この方法は力がつくが,それを継続できるためにも,やる気の源(「行先」や「理由」)が決まっていることが前提になる。
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三者面談をしていると,
「勉強の仕方がわからない」
ということを聞くことがあります。
その「わからない」という意味は,
「本当に勉強の仕方を一つも知らない」という意味なのか,
「いくつかの勉強の仕方を知っているけど,どれがいいのかがわからない」という意味なのか,
と考え始めると,一言で「勉強の仕方がわからない」と言っていても,
「はたしてどういう意味で言っているのだろうか?」と考えることがあります。
この「勉強の仕方」という「方法」に関する悩みは,実は,自分のゴール(「行先」「理由」)が決まった後に考えることです。
旅行で例えるなら,「どこに行きたいのか?」という行先も決まっていないのに,
「飛行機を使おうか?それとも電車を使おうか?」という「方法」で悩む人はいないはずです。
さて,もしも自分の「行先」や「理由」が決まっているとしたら,
「どうやって勉強したらいいのか?」という「方法」はどのようにして見つけたらいいのか?
コーチングの考え方で言うと,
実現したい未来の姿から逆算してみたり,
過去の成功体験からうまくいった方法を思い出してみたりすることができます。
ですので,万人に合う唯一の「方法」がある訳ではありません。
ですが,受験を終えた私や今来てもらっている講師の方たちと勉強方法について話し合うと,ほとんど全員が一致する方法があります。
それは,「1冊の参考書を解き終えたら次の参考書に進む」のではなく,
「1冊の参考書を一度解き終えたら,2週,3週するまでその参考書を解き続ける」と言う方法です。
この方法は,既にご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
本屋さんなどで市販されている「勉強の仕方」に関係する本でも,取り上げられていることがあります。
生徒さんたちや面談をしていると,意外とこの方法を知らないことが多い,そして実行していないことが多いと感じます。
そして,成績を上げるために必要なことは,こうした方法を「知っている」ことではなくて,
「実行する」ことです。
だからこそ,「実行したい」と思うやる気,つまり,「自分は勉強してどうなりたいのか?」(「行先」)や「何のために勉強するのか?」(「理由」)をしっかりと自分の中で決める,気づくことが最優先です。
「行先」や「理由」に気づけていれば,「今日は勉強しなくていいや」という気持ちを抑えることができ,
「半年後は○○になって大学(高校)生活を楽しんでいたい,だから今日ももうちょっと頑張ろう」と思えたり,
「わかるのが楽しくなってきた,だから今日も勉強しよう」と思えるからです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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【今日の頑張り・成果】
・社会の「日本の工業」,理科の「ものの溶け方」について,重要事項は暗記した。理科ではまだ理解の途中の部分があるが,水溶液の温度が高くなると,より多くものが溶けるようになることに関する問題が少しは理解できるようになった。小6
・明日の定期テストの範囲になっている部分を暗記した(社会科)。中3
・一次関数の問題で,直線の式を求める計算の仕方,グラフ上の三角形の面積を二等分する直線の式を求める方法,平方根の計算についてなどを理解した。中3
・古文や漢文の文法事項について疑問点は教えてもらって理解し,明日からのテストに向けて覚えるべきことを覚えた。中3
・関係代名詞の主格と目的格について,ここがテスト範囲になっているので,問題を解き,間違ったところは教えてもらいながら理解した。中3
などなど。
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