【コラム】まるで旅をするように
2018.06.11
この投稿を5秒で理解
・旅をする時,「北海道に行きたい」という「行先」や「車で南下しながらその時偶然出会った美しい自然を見たい」という「理由」が決まってから行動するだろう。
・勉強でも同じように,「勉強してどうなりたいのか?」(行先)や「なんのために勉強するのか?」(理由)に対する答えをまずは発見したい。
・そのあとに,「方法」(移動するための「乗り物」)について考える。
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「旅をしよう」と思ったことや実際に行ったことは過去にあるでしょうか?
ある場合は,それはどんな旅でしたか?
勉強を進めるときに,多くの方が誤解されていることがあります。
今回はその誤解について解説をします。
「どうしたら成績が上がりますか?」という質問
生徒さんを見て,そして実際に教えて実感することがあります。
それは,勉強の「方法」がわかったら必ずしも成績が上がるのではないということです。
つまり,勉強の「方法」を教えたけれど成績が上がらない場合があるということです。
そして,これが多くの方がもたれている誤解です。
「方法」よりも先に発見するものがある
実は,「方法」よりも先に見つける必要があるものがあります。
それは,「勉強してどうなりたいのか?」というゴールや「なんのために勉強するのか?」という理由を見つける必要があります。
それらがなければ,いくら「方法」を知っていてもそもそも行動を起こさないからです。
人は感情の生き物と言われます。
その感情を動かしてくれるのがこのゴールや理由です。
旅をする場合で考えてみる
旅をするとき,
「どこに行くか?」という「行先」が先に決まっているか,
または,「とりあえず南に向かって車を走らせて,途中でいい景色があったらそこに立ち止まりたい」というように「理由」が決まっているということがあります。
「北海道に行きたいなぁ」という「行先」,または,「ただ南下して行きながら,途中で感動的な景色があったらそこで立ち止まりたい」という「理由」が明らかになってから,旅を始めるはずです。
勉強でも同じです。
勉強の場合の「行先」や「理由」が明らかにしてから,その後で,「方法」について考えます。
旅行でも,
「行先が北海道だから,飛行機で行こう」とか,
「いい景色を見つけたいから,車かバイクにしよう」といったように,
「方法」は「行先」や「理由」に合わせて決めます。
これが,まずは自分のしたいことを発見する段階です。
この「発見」の段階が終わっている人が,その目的や目標を実現するための方法について考えていくということになります。
やる気を途切れさせないためにもまずは「行先」や「理由」の発見から始められるといいだろうと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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