【今日の伊藤塾】今日の頑張り・成果(勉強・学習)〜「文句を言っているうちが華である」〜
2018.07.30
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■この投稿を5秒で理解
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✥『こころの処方箋』(河合隼雄著)という本の中に「文句を言っているうちが華である」という章がある。
✥その内容は,おおよそ,「『辛い』と思える時期があっても,それが終わってみれば『辛い』と思っていたその時が,なんだかんだで充実していた時間だったかもしれないなぁ」と思える場合があるというものだったと思う。
✥問題があると感じてる時には視野が狭くなっている時。だから,こんな風に未来から現在の自分を見つめて視野を広げてみるのもいい。
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高校生の頃に読んだ本の中で,今でも時々読み返す本があります。
それは『こころの処方箋』(河合隼雄)という本です。
その中に「文句を言っているうちが華である」というタイトルがついた章があります。
そのタイトル通りで,大方の内容を予想できる方もいらっしゃるかもしれません。
「辛い」と言っていることがあったとしても,
それが終わってみれば,
「あの『辛い』と言っていた時がなんだかんだで一番自分は頑張っていたなぁ」
「あの時が実は充実していたのかもしれないなぁ」
という風に思えることがある
という内容だったと思います。
そのような経験をされたことはないでしょうか。
コーチングでも,こういった考え方をすることがあります。
例えば,自分が受験生だとしたら,受験が終わって合格した後の理想の状態を想像してみます。
例えば,大学受験であれば,合格発表の瞬間や大学1年生になって理想の生活をしている自分の姿を想像してみます。
そして,そんな理想の自分から,
「現在の自分に向かって,声をかけるとしたらどんな声をかけるだろうか?」
と自分に質問してみます。
こうすると,人によっては,上に書いた「文句を言っているうちが華である」というような内容のことを
現在の自分に声かけするという方がいます。
自分に問題が起きていると思える時には,視野が狭くなっている時です。
時には理想の未来からの視点で現在を見つめてみる,ということも解決の糸口になるかもしれません。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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■今日の頑張り・成果
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✥平方根の計算でケアレスミスが続いていた。整理して書くということを意識して,少しずつ計算ミスが減った。中3
✥英語をわかっていないということを自覚し,高校英語を最初からやり直すことにした。まずは5文型から取り掛かり,ここは大方理解できていたことがわかった。高2
✥連立方程式の利用(文章問題)の問題を解いた。割合(%)に関する問題で,式を立てることが最初はできなかったが,説明を受けて理解し,最後の小テストでは自力で解くことができた。中2
✥一次関数のグラフを読み取ることができなかった。だが,傾きと切片の読み取り方を教えてもらってそれができるようになった。中2
✥三角形の合同条件の証明問題でわからないところがあった。解説を聞いてその時方を理解できた。中3
などなど。
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