【コラム】勉強の仕方「何を勉強したらいいの?」〜what編〜
2018.03.19
この投稿を5秒で理解
・「〜しなければならない」ではなく「〜たい」という気持ちになっていることが前提条件。
・「勉強したい」という気持ちになった上で,まずは入試過去問を解いてみる。
・過去問が7割に届かない場合は,まずは教科書レベルをしっかりと復習することから始めよう。
よくある質問
塾に来た方から多く受ける質問の一つは,
「勉強の仕方がわかりません。どうやって勉強したらいいですか?」
です。
そして,この質問に,
「○○という風にしたらいいですよ」
と答えたとします。すると,皆さんは,その質問者の方はどうすると思いますか?
実は,「効率的な方法」を知っても取り組まないという方が多くいます。
それはおそらく,「頭ではわかっているけど,感情が動かないから」だと思います。
方法よりも前に「〜したい」という気持ちになること
そのため,まずは「勉強したくなる気持ちになる」ことからが始まりです。
「勉強しなければならないから」という「〜なければならない」という気持ちだと,継続しないし,意欲も次第に低下して,効果が出ず,その結果行動をやめてしまいがちです。
「〜たい」という気持ちだと,効果が出る出ないに関わらず,その行動を続けて,気がつくと「できるようになっている」状態になり,それが嬉しくてまた続ける好循環が続きます。
意欲がある人は,まずは何から始めたらいいか?
そのような「〜たい」という気持ちになって上で,「何を勉強したらいいのか?」という質問については,次のように思います。
まずは,教科書レベルを徹底して勉強することです。
どの教科でも,必ず教科書があります。まずはその教科書を使います。
そして,その教科書でインプットしたことをアウトプットして確かめたり定着させたりするために1冊,問題集があればいいでしょう。
その問題集のレベルも教科書と対応するレベル,基本・標準レベルをお勧めします。
この基本・標準レベルがしっかり定着していれば,どんな入試問題でも7割〜8割は取れます。
現在の皆さんの習熟度によりますが,入試の過去問を解いて7,8割に届かない場合は,もう一度教科書レベルからおさらいしてみるのがお勧めです。
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