今、知りたい入試事情

勉強する習慣を身につけないまま放っておくと、進学に影響が出る可能性があります。それは、高校入試でも大学入試でも推薦入試を利用する受験生の割合が増えてきているためです。推薦入試では、中学生であれば調査書（内申点）、高校生であれば評定が合否の判断に用いられます。これらの調査書（内申点）や評定は、第１学年から第３学年の成績を基に作成されます。そのため、第１学年の頃から学校の定期テストでしっかりと点数を取っておく必要があります。学校の定期テストで良い成績を収めるためには、日頃から勉強の習慣を身につけておくことが重要です。

 

 

 

目次

1. 1. 勉強習慣の放置が進学に与える影響

2. 2. 推薦入試の現状を知っていますか？

3. 3. 宮崎県高校入試—推薦入試のデータ

4. 4. 大学入試も変わる—推薦入試の増加傾向

5. 5. 勉強習慣をつけるために、今からできること

 

 

1. 勉強習慣の放置が進学に与える影響

 

勉強する習慣を身につけないままでは、進学に悪影響が出る可能性が高まります。特に、推薦入試の利用が増加している現状において、内申点や評定が合否に関係するため、早い段階からしっかりとした勉強の習慣をつけることが重要です。なぜなら、第１学年から第３学年の成績を元にして内申点や評定が決まるからです。

 

 

 

2.推薦入試の現状を知っていますか？

 

高校入試や大学入試で、推薦入試を利用する受験生が増加しています。例えば、宮崎県高校入試では令和４年から自己推薦入試が広まり、受験者の約半数が推薦によって合格しています。推薦入試は、合否に影響する内申点が重要な要素として働きます。これは、勉強習慣が学業成績に直結し、推薦のチャンスを左右することを意味します。

 

 

 

3.宮崎県高校入試—推薦入試のデータ

 

宮崎県立高校入試において、自己推薦入試の割合が増えてきました。令和６年度のデータでは、合格者の約50％が推薦入試によるものであり、自己推薦の重要性がますます高まっています。自己推薦では、教科の試験の点数だけではなく、調査書（内申点）も点数化されます。調査書（内申点）は学校の第１学年からの定期テストでの成績がもととなります。そのため、できるだけ早い段階から勉強する習慣を身につけて、学校の定期テストの成績を上げておくことが大切になります。

※参考※

令和４年から学校長の推薦を必要としない自己推薦に変更され、その後、自己推薦を利用する受験生の割合が増加しています。自己推薦は全ての高校・学科で実施されています。
令和６年度宮崎県立高校入試の合格者６，５４６人のうち３，２４７人（約４９.６％）が推薦入試による合格者。令和５年度は、６，７００人のうち３，１４３人（約４６.９％）が推薦入試による合格者。
上のデータは「県立高等学校入学者選抜合格状況 令和6年3月公表予定【最終合格者状況】」によるものであり、宮崎県のWebサイトで確認することができます。

 

 

 

4. 大学入試も変わる—推薦入試の増加傾向

 

大学入試においても、学校推薦型選抜の実施率は非常に高まっています。特に、共通テスト免除の推薦型入試を実施する割合が79.9％に達しています。これは、日々の学業成績がますます重要視されていることを示しています。高校生においても第１学年の時からしっかりと勉強に取り組み、評定を高めることが、進学の可能性を広げます。

※参考※

令和６年に入試を実施する国公立１７９大学における学校推薦型選抜の実施率は、共通テストを課す推薦型５５.９％、共通テスト免除の推薦型７９.９％。となっています。
上のデータは「2024年国公立大入試『選抜要項』分析」によるものであり、旺文社教育情報センターのWebサイトで確認することができます。

 

 

 

5. 勉強習慣をつけるために、今からできること

 

どうすれば勉強習慣を身につけられるのでしょうか？まずは、小さなことからことから初めてみてください。大きなことを成し遂げようと考えて、３日くらいで挫折してしまうくらいなら、できる限り小さいことを長い期間続けようとしてみてください。応援しています。

もし、勉強の習慣化に関してご相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

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