【今日の伊藤塾】「あの時こうしていればよかったなぁ」と過去を後悔する時には…
2018.01.11
過去を振り返った時に「あの時ああすればよかった」とか「あの時はあんなことをすべきではなかった」といったように悔やむことがあるかもしれません。
私が学んだコーチング(イノベイティア・代表平本あきお)では,そうした過去もリソース(これからの未来を作るための資源)と考えます。どんなふうに考えるかというと,「そんなふうに悔やむ過去の出来事があるからこそ,いまの自分がいる」というように考えます。
例えば,私は小さい頃から人見知りで大人しい方でした。そして中学生ぐらいから大人数で遊ぶよりも少人数か一人でいることの方が好きになりました。社会人になってから「もっと社交的な性格だったよかったのになぁ」と思うこともありましたが,今は大してそれが気にならなくなりました。むしろ,塾に来た生徒さんの中で大人しい感じがする生徒さんを見たときに「きっといまこうしてほしいんじゃないかなぁ」とその生徒さんの気持ちを想像することができてよかったと思うこともあります。
どんな過去も,捉え方を変えればマイナスに見えたものがプラスに見えてきます。もしも過去を振り返って悔やむことがあれば,新しい捉え方はできないか?と考えてみるとよいのではないでしょうか。