目標を決めて取り組むのもいいし,決めてなくてもいい〜ビジョン型と価値観型の違い〜
2023.05.23
自分で目標を決めてそれを達成しようと懸命に取り組むというのは尊いことだと思います。
そこまでの気持ち,やる気になるのにはきっとその人なりの事情,背景があるはずです。
「自分もそんな風に一生懸命になりたいけど,なかなかそうなれない」という人もいると思います。
というよりそういう人の方が多いというのが実際のところだと思います。
目標がなくても大丈夫です。
勉強をする中で,
「昨日は解けなかったこの問題が解けるようになったのはちょっと嬉しい」とか
「へぇ,この話は面白いなぁ」といった嬉しさ,楽しさ,興味深さを日々感じていけばそれでいいです。
「富士山の山頂に行くこと,その結果にだけ意味があって,道中のことはどうでもいい」という進み方が好きな人もいると思いますし,
そうではなくてなんとなく自分が決めた方向に進みながらその道中でふと足元に咲いている花や周りの美しい景色を見て
「あっ,この花きれいだなぁ」「うわぁ,これは絶景だなぁ」と少しそれに見惚れる,そんなことをしながら進んでいくというのが好きな人もいると思います。
定期テストなどがある場合には前者のような進み方を採用するしかないかもしれないですが,
そうでない時には後者のような進み方をしてみるのもいいと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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**********今日の名言**********
「ひとつひとつの悲しみには意味がある。時には、思いもよらない意味がある。どんな悲しみであろうと、それは、このうえなく大切なもの」(エラ・ウィーラー・ウィルコックス)
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