目的と手段を分けて考える
2023.04.21
勉強するという行動は,ある人にとっては手段であり,ある人にとっては目的です。
勉強することが手段である人は,その手段を通して実現したい何かがあるということです。
勉強することが目的である人は,勉強すること自体が好きでそれを楽しみたい人です。
これを読まれている皆さんの場合はどうでしょうか。
「成績を上げたい」という目的があるなら,勉強することは手段になるでしょう。
そしてさらにその先を考えて,
「なんのために成績を上げるのか?」や「成績を上げてどうなりたいのか?」
を考えてみると,「○○という学校に進学したい」という目的に気づくかもしれません。
そうすると,さっきは目的だと思っていた「成績を上げること」が,今度は進学するための手段となっていることに気づきます。
そしてさらにその先を考えると,というふうに「なんために?」や「どうなりたいのか?」という問いかけを続けていくと,
より大きな目的に気づいていきます。
普段,勉強をしていると,宿題やテスト勉強などに追われて,
「あれ?自分は何のために勉強しているんだっけ?」と目的を見失ってしまう時があります。
一度,時間をとって,自分の目的を紙に書き出しておき,時々は見直してみるといいでしょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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**********今日の名言**********
「困難だからやろうとしないのではない。やろうとしないから困難なのだ」(セネカ)
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