【コラム】「わかる・できる→自信がつく」を目指して
2017.12.11
「わかる・できる」ようになると笑顔になるし,「わからない・できない」ままだと表情は暗くなります。
ティーチングで大切にしていること
この笑顔を100分間の授業の中でどれだけ多く作ることができるかが,私が毎日取り組みたいと思う仕事です。
難しいことをできる限りわかりやすく単純にして,
必要ならたとえや日常生活での実例を挙げて説明して,
なるべく生徒さんが理解しやすいようにしています。
これがティーチングの場面で心がけていることです。
コーチングで大切にしていること
そして,コーチングの場面で心がけていることは,目的論的な関わり方(過去の記事はこちら)です。
相手に増えて欲しいと思う行動を相手が取った時にはそれを指摘します。
また,信念(ビリーフ・思い込み)の書き換え(過去の記事はこちら)も意識します。
毎日のティーチングや目的論的な関わり方を通して,生徒さんが
「わかると勉強は楽しいなぁ」
「あれっ,なんだか最近数学ができるようになってきたなぁ」
「英語が好きになってきたなぁ」
といった過去のネガティブだったものがポジティブなものへと信念が書き換わることが,数ヶ月間先にある目標です。
まるで一滴の水を垂らすように
毎日の取り組みは,まるで一滴一滴の水を垂らすように少しずつです。
でも,それが積み重なるとその水滴は少しずつ溜まっていったものがやがて水たまりや池のような大きなものになります。
「点ではなくて線で見る」(過去の記事はこちら)という話も以前紹介しましたが,
こうした日々の積み重ねが,生徒さんたちにとっての喜びにつながりますようにと祈って,また今週も私自身楽しく授業に取り組みたいと思います。