【今日の伊藤塾】目標との距離感〜その行動は近づいているか遠ざかっているか?〜
2017.12.07
「今のその行動は目標に近づいているか遠ざかっているか?」
そこに意識を向けて相手と関わることが目的論的な関わり方だと,私がコーチングを学んだ平本あきお先生から教わりました。
自分が立てた目標が,例えば英語の点数をあげることだとしましょう。そして,そのための方法として何をするか?
紙に書いてリスト化して見ると,自分の行動を客観的に見ることができます。すると,「あっ,これは意味がないなぁ」とか「これは続けたほうがいいなぁ」ということが見えてくると思います。
漠然と頭の中で考えているよりも,少し手間がかかると思うかもしれませんが,紙に書き出してみることはとても効果があります。
塾に来ている生徒さんたちを見たり話を聞いたりしていて私が感じる「あっ,これは意味がないなぁ」ということは,宅習を「手の運動」として作業的にこなしているだけ,「やっつけ仕事」としてすることです。学校の先生方が出している宅習の狙いは,「手の運動」や「やっつけ仕事」をしてほしいからではないはずです。
それではどうしたらいいか? これから何をすると,昨日までや今日よりもいい明日を過ごせそうか?
それぞれが自分で考えてみれば,人から言われなくても自分でわかっているはずです。
その行動が自分の目標に近づくことか遠ざかることか?
自分で判断して自分で行動を変えてみてください。